福音宣教 2026年1月号
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キリストを伝えるカトリック月刊誌
『福音宣教』は現代の日本において福音宣教を進めていくための、さまざまな課題に取り組んでいる月刊誌です。諸宗教・諸教派、また異文化の間での対話を心がけながら、読者の皆さまとともに本音で語る、今日的な信仰のあり方を探っています。
2026年1月号の内容 月間テーマ 使徒的勧告『福音宣教』50周年
つうしん
新年あけましておめでとうございます。気持ちを新たにし、信仰生活をともに歩むためのヒントや考察を盛り込んだ誌面作りに努めてまいります。
◇巻頭特別企画 昨年七回にわたりオリエンス宗教研究所で行われた「『霊における会話』ファシリテーションの方法を学ぶ」のブログラムのうち、各講師による講話を掲載いたします。初回は菊地功枢機卿による「シノドスのこれまでと、これから」です。
◇フォーラム ジャン=クロード・オロリッシュ枢機卿の講話をまとめた連載、最終回です。シノドス的教会が一番大切にしていくべきものとは何でしょうか。
米海軍基地に隣接する横須賀三笠教会で基地問題に力を入れてこられた浜崎眞実師による、横須賀時代の振り返り、最終回です。
◇月間テーマ 昨年一二月、パウロ六世の使徒的勧告『福音宣教』の公刊から五〇年を迎えました。「もし宣教を止めれば教会は存在理由を失う」、この原点に立ち返りましょう。
田中昇師に、同勧告の内容をまとめ紹介していただき、さらにその普遍教会への影響、そして日本の教会への影響を考察していただきました。
レナト・フィリビーニ師に、同勧告のうち信徒の在り方に関わる部分に絞って考察いただきました。教会の現実とのギャップを認識させられます。
◇新連載 魯恩碩氏による「旧約聖書における共存と共生」が始まりました。 神の私たちへの願い、異民族、多文化と共に生きることを旧約聖書から読み解いていきます。初回は「カインとアベル」です。弟殺しの事件の前後に、神が人類に告げたメッセージを受け止めてまいりましょう。
上智大学グリーフケア研究所の皆様への連続インタビュー「悲嘆とともに生きる」が開始いたしました。悲しみに寄り添うという召命に生きる人々の声をお届けいたします。初回は柿森千草氏にお話を伺いました。
◇お詫びと訂正 前号7ページのオロリッシュ枢機卿の講話、下段四行目 「司祭と女性」ではなく、正しくは 「司祭と助祭」です。お詫びの上訂正いたします。
オリエンス宗教研究所 発行
福音宣教 2026年1月号