義を求める祈り― 正と悪をめぐる 『詩篇』 黙想

  • 義を求める祈り― 正と悪をめぐる 『詩篇』 黙想
《不朽のキリスト教古典双書》シリーズ第一弾!  
新書版上製で読む古典シリーズ 年に2〜3冊の予定

マルティン・ブーバー[著]稲村秀一[訳著]義を求める祈り― 正と悪をめぐる 『詩篇』 黙想

新書判上製・248 頁・1,500 円+ 税
ISBN978-4-909871-89-3 C0216

悪と不正がなければ、詩篇の祈りも生まれてこなかった。
邪悪な者はなぜ富み栄えるのか!? 真実な者の訴えはなぜ聴かれないのか。神は身を隠したままなのか。自己の根底に横たわる古典的な問いと神不在の現代世界の苦悩とが詩篇を通してシンクロし、新たな光明が照らし始める。『我と汝』で知られるブーバーの隠れた名著、本邦初訳!


主な目次

凡例

機ゝ兇蠅寮ぢ紊紡亶海靴董——— 詩篇12篇
供[け目 ——— 詩篇14篇
掘/拡充圓鮨拡修垢襦——— 詩篇82篇
検/瓦老菽任垢襦——— 詩篇73篇
后‖燭の道 ——— 詩篇1篇
訳者解説
訳者あとがき
付録論考—現代の精神状況における「神の蝕」 稲村秀一著

著者:マルティン・ブーバー(Martin Buber, 1878年2月8日 – 1965 年6月13日)
1878年、ウィーンの正統派ユダヤ教徒の家庭に生まれる。イディッシュ語とドイツ語が交わされる中で生活しながら、1892 年に父方の実家があるレンベルク(当時オーストリア領、現ウクライナ領リヴィウ)に転居。イマニュエル・カント、セーレン・キェルケゴール、フリードリヒ・ニーチェなどに親しむうち哲学に興味を示し、1896年に再度ウィーンへ戻って哲学、美術史、歴史などの勉強に勤しんだ。
その後、当時盛んになったシオニズム運動に加わり、機関紙の編集者にもなるものの、ハシディズムに関心を持ったことを契機に、政治的に特化されたシオニズムに疑問を持って離脱。再び学
究と著述に専念し、1923 年に主著となる『我と汝』を上梓した。翌1924 年にはフランクフルト大学教授となり、聖書のヘブライ語からのドイツ語訳に携わった。
1930 年にはフランクフルト大学名誉教授となるも、ナチスが政権を獲得すると一切の講義を禁止され1935 年に追放処分を受ける。このためドイツを出国したブーバーは、1938 年にエルサレムに移住しヘブライ大学で人類学と社会学を講じた。1965 年にエルサレムで没した。

訳者:稲村秀一(いなむら・しゅういち)
1944年鳥取市に生まれる。1973年広島大学大学院文学研究科博士課程修了。1987年フライブルク大学留学(〜1988年)。岡山大学名誉教授。文学博士(広島大学)。
主な著書:『ブーバーの人間学』(1987)、『マルティン・ブーバー研究 ― 教育論・共同体論・宗教論―』(2004)、『キルケゴールの人間学』(2005、『実存的人間学の源流と展開』(2008)、



判型: 新書
ページ数: 248
出版:ヨベル

2023年5月

義を求める祈り― 正と悪をめぐる 『詩篇』 黙想

1,650円(本体1,500円、税150円)

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