クレイ聖書解説コレクション「エレミヤ書・哀歌」
本書は、月刊デボーションガイドClay【クレイ】の、以下の解説記事を書籍化したものです。
2002年2月〜5月号、9月〜10月号、2016年10月号 エレミヤ書、2016年10月号〜11月号 哀歌
「涙の預言者」、「悲しみの預言者」などと呼ばれるエレミヤは
イスラエルの民を悔い改めに導くという「不可能な使命」を神から与えられ、
紀元前627年から約45年もの間、預言者としての活動を続けました。
彼は、ナホム、ハバクク、ゼパニヤ、エゼキエル、ダニエルなどの預言者たちと同時代の人物です。
エレミヤ書は、読んで嬉しくなる、元気になる、「ハレルヤ!」と言いたくなる、そんな本ではありません。
同胞から非難され、迫害されながらも主のことばを語り続けるという使命に、エレミヤは信仰と勇気と忍耐を持って従いました。
哀歌には、崩壊したエルサレムの苦難と絶望に対するエレミヤの嘆きが、
実に美しいヘブル語の詩の形式で切々とつづられています。
しかし哀歌の後半、エレミヤは激しい苦難の中でも神の愛と恵みは変わらないことを発見し、将来に希望を見出します。
そんなエレミヤ書・哀歌の解説を、24年続いたテレビ番組「ハーベスト・タイム」でおなじみの中川健一牧師が、初めて聖書に触れる方でも分かりやすい文章でお届けします。
こちらは紙版の商品です。
ISBN 978-4-908607-51-6
A5判 / 370頁
著者:中川健一
出版:ハーベストタイム
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クレイ聖書解説コレクション「エレミヤ書・哀歌」