今、いのちを守る(TOMOセレクト 3.11後を生きる)

  • 今、いのちを守る(TOMOセレクト  3.11後を生きる)
東日本大震災後に聴くべき言葉を精選したシリーズ。被曝の恐怖は福島を孤立と分断に直面させた。避難するのか。地のものを食べて良いのか。怯える自分は間違っているのか。話を聴き、食品放射能測定、医師による相談会を通し、不安な親たちに寄り添い、声を上げていく。

♦目次♦
原発事故発生―危機意識と共通理解
原発から100キロの地で子どもたちと生きる
3.11以前のこと−若松栄町教会について
避難者を迎える
甥を三重県鈴鹿市へ
「私も逃げたい!」
「証拠がありません」
十字架と復活
生き方が問われる
生命を守るために逃げなさい

原発100キロの地に戻って
不安な親たちと平穏な市民生活
科学者の精神論に安心を求める県民
数値で確認―「安全かどうかは私が決める」
思いに寄り添う―「あなたはひとりではない」
健康相談―「よく頑張ってきたね」
真実を知り、危険を見抜く力をつかむ
保養プログラム

福島県で、今、考えること
分裂・分断から思考停止、そして対立へ
うつくしまふくしまDVD発売中
子どもの生命は誰が守るのか
生きる権利を求めて
原発も原発事故も憲法違反
最後まで生き抜くために

♦著者略歴♦
片岡輝美(かたおか・てるみ)
1961 年福島県郡山市生まれ。85 年、片岡謁也と結婚。両親が牧会する日本基督教団若松栄町教会への夫の赴任にともない、故郷会津若松へ。2005 年、九条の会・会津若松につながる西栄町学習会を結成し、「自分のことばで平和を語る」をモットーに、学習会やピースウォークなどを企画。教会付属事業英会話講師。会津子どもクワイア・会津ジュビリークワイア世話人。2011 年、放射能から子どものいのちを守る会・会津と、会津放射能情報センターを設立し、代表となる。

出版:日本キリスト教団出版

今、いのちを守る(TOMOセレクト 3.11後を生きる)

880円(本体800円、税80円)

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