発達障害とその子「らしさ」 〜児童精神科医が出会った子どもたち〜
          
        
        
        
        
        
        
          アスペルガー障害、自閉症、学習障害―「○○障害」という診断名に隠れてしまった子どもたちの本当の心の姿はどのようなものなのか。
多くの子どもたちにかかわってきた児童精神科医が、子どもの「心のバランス」について語り、「発達障害児」と言われる子たちとの接し方を考える。 
 
 
●目次
はじめに―震災と子どもたち
発達障害ってなんだろう?
「診断がつかない」状態
軽度発達障害とは
子どもたちの「らしさ」
「アンバランスさ」とその子「らしさ」
子どもたちの育ちをどう考えるか
子どもたちが見た「自分」
自分の良いイメージを育てるために
子どもたちにやさしい環境
ほめるための「仕組み」
子どもの心を見ることのできる大人へ
私たちはどんな子どもだっけ?(children first)
病んでいるのは子どもの心なのか?
発達障害のサポート
現代を生きる子どもたちの生きにくさ
虐 待
コミュニティが支える子どもたちの発達
あとがき
●本文より抜粋
発達障害のある子どもたちが、自分をどう思うかということを考えたときに、「伸び悩んでいる自己像」という表現がぴったりくるように思います。
発達障害のある子どもたちは、自分はみんなとどこか違っていて、みんなからは「劣っている者」と思われていると感じています。自分自身がそう見えてきたときに、子どもはさらにがんばれるでしょうか。「そんなもの、はねのけてやる!」と、ほかの子ども以上にがんばりを見せるというのは、なかなか難しいではないのでしょうか。
著者:田中哲(都立小児総合医療センター副医院長)  
出版:いのちのことば社 
書籍 B6判 / 160頁 
 
 
  
        
        
        
          
          
発達障害とその子「らしさ」 〜児童精神科医が出会った子どもたち〜
          
          
                    
        
        
        
          
                    
        
        
        
                
          
            
            
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