〈尊びの愛〉としてのアガペー

  • 〈尊びの愛〉としてのアガペー
「アガペー」というギリシア語の意味を明らかにし、独自の視点に立って新約聖書を新しく読み直す。アガペーで一貫したイエス像に従う、新たなキリスト者の在り方を探る意欲作。

「違いがなくなったら、尊び愛す」のではなく、「尊び愛せば、違いはなくなる」のである。「敵でなくなったら、尊び愛す」のでなく、「尊び愛せば、敵でなくなる」のである。……世界中が一致して一色であるものを尊び愛すことは或る意味では貧困である。そうではなく、多彩な世界を尊び愛すことこそが真に豊かであろう。(本文より)

著者:遠藤徹
出版:教文館

〈尊びの愛〉としてのアガペー

3,630円(本体3,300円、税330円)

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