深淵より ラビ・ラウ回想録 ホロコーストから生還した少年の物語
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ユダヤ教のカリスマ的指導者の数奇な自叙伝――両親も家も一切失った孤児が、やがてイスラエル国の主席ラビとなる。人類最悪のショア(大虐殺)にも勝利した魂の記録がここに!
イスラエルの精神的指導者として活動し続け、尊敬を集めている著者は、宗教・民族の壁を超えて世界の要人と会談し、世界の平和を訴えている。
主な要人:ヨハネ・パウロ2世・ローマ教皇、カーター/レーガン/クリントン/オバマ米大統領、ゴルバチョフ・ソ連大統領、カルロス1世・スペイン国王、メネム・アルゼンチン大統領、フセイン・ヨルダン国王、ムバラク・エジプト大統領、カストロ・キューバ議長、マンデラ・南アフリカ大統領、等々
推薦の辞(本書より)
田中恆清(石清水八幡宮宮司)
「ラウ師には比叡山宗教サミット平和の祈りにご参列でしたが、その際の平和への強い意志と熱情は日本の人々に大きな感動を与えました」
シモン・ペレス(イスラエル国元大統領)
「ユダヤ民族史上最暗黒の時代が描かれている本書は、またユダヤ教について、そしてその栄光と試練に関する書でもある」
エリ・ヴィーゼル(ホロコースト作家)
「強制収容所生き残りの少年が、ユダヤ人国家の光り輝く青空の下で成長し、見事自己を開花させている。読者は、苦しみの深淵から名誉と勝利の頂点への道程をたどる」
――目次――
日本語版 推薦の辞《田中恆清》
シモン・ペレスによる序文 エリ・ヴィーゼルによる序文
まえがき
第1部 刃物、そして火、薪
第1章 最初の記憶――蹂躙、潰滅
第2章 家族の絆
第3章 命を救った言葉
第4章 ブッヘンヴァルト――暗黒のトンネルと一条の光
第5章 解 放
第6章 枯れた骨の幻
第7章 “約束”の地での第一歩
第8章 野球を習う
第9章 学んで行なえ
第10章 トーラーの世界
第11章 我が民を導いた火の柱
第12章 結 婚
第2部 雄羊の角笛
第13章 追 憶
第14章 イスラエルを守る者
第15章 イスラエルの主席ラビとして
第16章 イツハク・ラビン――崩壊した懸け橋
第17章 ローマ教皇との対話
第18章 平和のために
第19章 プレショフ――古代の栄冠
第20章 命あるものの地
後日談「英語版まえがき」より
謝辞
訳者あとがき《滝川義人》
ラウ師との出会い《小関微笑子》
地図 ラウ師の家族
著者:イスラエル・メイル・ラウ
訳者:滝川義人
出版:ミルトス
深淵より ラビ・ラウ回想録 ホロコーストから生還した少年の物語
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