市民K、教会を出る 〜韓国プロテスタントの成功と失敗、その欲望の社会学〜

  • 市民K、教会を出る 〜韓国プロテスタントの成功と失敗、その欲望の社会学〜
冷戦・開発独裁下の高度成長期と、の後の高度消費社会において、国プロテスタント教会が果たした役割、その信仰の内実とは何だったのか?

いまなぜ、主流派教会は退潮なのか?

衆神学第三世代に属する著者が、韓国教会の成長主義を批判的に分析。韓国現代史に対する「批評」としての神学の再構築を試みる。日本の教界人にも必読の書。

福音と世界』で話題の連載、単行本化。





著者 金鎮虎(キム・ジンホ)

民衆神学第三世代に属する研究者。韓国神学研究所研究員、漢白(ハンベク)教会牧師、季刊『当代批評』主幹などを歴任。日刊『ハンギョレ新聞』、週刊『ハンギョレ21』のコラムニストとして活動。現在は「第三時代キリスト教研究所」研究室長。文筆活動と多くの著作を通して宗教における人権確立に寄与したことにより「第2回、宗教自由人権賞」(2011)受賞。主著に『イエス歴史学』(2000)、『反神学の微笑』(2001)、『急進的自由主義者たち』(2009)、『リブーティングパウロ』(2013)他、著書論文多数。

訳者 香山洋人(かやま・ひろと)

日本聖公会東京教区司祭。東海大学、聖公会神学院、聖公会大学校神学専門大学院で学ぶ。「第1回、安炳茂記念心園論文賞」(2000)受賞。共著に、『安炳茂神学思想の脈1』(2003)、『公共性の倫理と平和』(2005)、『東北アジアにおいて聖公会であること』(2008)他、論文多数。


著者:金鎮虎
訳者:香山洋人
出版:新教出版社

サイズ:A5判 240ページ
発売:2015年2月

市民K、教会を出る 〜韓国プロテスタントの成功と失敗、その欲望の社会学〜

2,640円(本体2,400円、税240円)

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