クリスチャン人生 瞑想録 ―祝福生涯の秘訣−
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「まえがき」より
クリスチャン人生を送ってきて、もろもろの問題にぶつかり、その都度、三位一体の神から導きを得てきた。あるいは「はて、この事柄の本質は何なのだろうか」との疑問に対して沈思黙想し、聖書から答を得てきた。読書していたときのその著者から問いを発せられたり、その関連で自分なりのインスピレーションが湧いてくることもあった。
毎朝のディボーションで、「きょう一日を、あなたに献げられるものが一つでもあるようにして下さい。そのために私を導き、従うことのできる者としてください」と祈る。
きょう現在の私で、神に献げることのできるものは何であろうかと思いめぐらしたとき、上の沈思黙想して神からいただいた答を私だけのものにしておくのではなく、一人でも二人でも知りたいと思っている方々があるならば、活字にしてお伝えすることができれら、これも主から喜んでいただけることではないかと思い当った。
本文に示した瞑想の内容は、最初に「人生とは何か」、人生の諸々の問題の考察、第二に、新しく救いを得た者が、さらに成長していくための力について、第三に、信仰を強めるには神学を身につけておくことは大切だが、神、律法、キリスト、信仰、祈りなどについて触れてみた。さらに第四に、聖化されたキリスト者が、いかに力強く進んでいくかの要点を、第五に、御国を目指して神の聖に向かって人生の歩みを進めていく者のあり方について紹介した。
目次 <抜粋>
第一章 人生考察
一節 人生の意味の発見
二節 人生の意味の形成
三節 人生の充実
四節 生きる目的、働く幸い
五節 現在を生きる
六節 問題解決、目標達成
七節 セカンド・ライフワークを持つ
第二章 新生を進める
一節 救いの成長
二節 不徳の現われ
三節 キリスト者のあり方
四節 自由の獲得
五節 金を愛するな
六節 神の国を求める
七節 正しい報いを待ち望め
八節 人への対応
九節 必要な霊的体験
第三章 神学に触れる
一節 神学にいそしむ
二節 律法に親しむ
三節 イエスとは誰か
四節 神の子としてのしるし
五節 愛なるキリスト
六節 信仰とは
七節 祈りの力
第四章 聖化を生きる
一節 聖化の体験
二節 キリスト者の完全
三節 御言葉の重視
四節 幸福の土台である義
五節 愛の中に生きる
第五章 御国を目指す
一節 高みを目指す生活
二節 苦難の効能
三節 高潔に生きる
四節 苦難に耐える
五節 品性、徳の涵養
六節 導きによる前進、戦い
七節 目標を目指して走る
著者:中島總一郎
出版:イーグレープ
クリスチャン人生 瞑想録 ―祝福生涯の秘訣−