キリシタン黒田官兵衛 上巻

  • キリシタン黒田官兵衛 上巻

官兵衛はすぐに棄教したのか?

小説などに描かれた誤りを突き崩す。

黒田官兵衛がキリシタンだったことが隠蔽され、すぐ棄教したという

風説を信じ込まされてきたのは、日本人のキリスト教音痴ゆえだった。

司馬遼太郎『播磨灘物語』、火坂雅志『軍師の門』、上田秀人『日輪に

あらず』、童門冬二『黒田如水』、加来耕三『乱世を勝ち抜く参謀学』、

吉川英治『黒田如水』、松本清張『軍師の境遇』、海音寺潮五郎『武将

列伝』など、官兵衛を描いた小説や評伝を取り上げ、その誤解や問題

を再検討する。官兵衛の生涯に訪れた入信の契機はいつだったのか?



著者について

さいか・のぶゆき。1965年生まれ。関西学院大学卒業。いのちのことば社、新教出版社を経て、雜賀編集工房として独立。キリスト教書・雑誌や人文書などの編集・制作を数多く手がける。編著書に『牧師夫人新島八重』(雜賀編集工房)、『生きかたを変える聖書のことば60』『早わかりナルニア国物語とC・S・ルイス』(フォレストブックス)がある。

著者:雜賀信行
出版: 雜賀編集工房

キリシタン黒田官兵衛 上巻

1,540円(本体1,400円、税140円)

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