ケース・フォー・イスラエル 中東紛争の誤解と真実
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ニューヨークタイムズ・ベストセラー!
――イスラエル非難、是か非か?
著者は、アメリカの超一流弁護士。ハーバード・ロースクールの教授。O・J・シンプソン、マイク・タイソンの事件で弁護。アラブ・イスラエル紛争問題の専門家。イスラエルのケース(主張)の擁護に立ち上がる。
イスラエルは国際社会で厳しい批判にさらされている。それには、アラブに一方的に甘い二重基準があった。シオニズムの起源にさかのぼり、アラブ・イスラエル紛争の諸問題が初めて明快に解きほぐされる。
★原著の書評より★
「イスラエル批判家がいだく偽善を最も的確に指摘した」
(ニューヨークタイムズ・ブックレビュー)
「中東紛争に関して正確な情報を求める者全員の必読書」
(ジューイッシュ・クロニクル誌)
「イスラエルが公正とバランスを欠く
批判にさらされていることを明らかにした」
(ミドルイースト・クオータリー・レビュー誌)
――目次――
まえがき
1章 イスラエルは植民地主義、帝国主義国家か?
2章 ヨーロッパのユダヤ人がパレスチナ人を追い出したか?
3章 シオニスト運動は、パレスチナ全域の植民化陰謀だったか?
4章 バルフォア宣言は拘束力のある国際法か?
5章 ユダヤ人はパレスチナを分かち合う気がなかった?
6章 ユダヤ人は二国併存方式による解決を拒否してきた?
7章 ユダヤ人はホロコーストを逆用した?
8章 国連の分割決議はパレスチナ人に不公平であった?
9章 ユダヤ人はイスラエルとなる地域で少数派であった?
10章 イスラエルがパレスチナ人を
犠牲にしたのがアラブ・イスラエル紛争の根本因?
11章 イスラエルの独立戦争は拡張主義者の侵略行為だった?
12章 イスラエルがアラブ難民問題をつくった?
13章 イスラエルが六日戦争を始めた?
14章 イスラエルの占領は正当化できない?
15章 ヨムキプール戦争の勃発責任はイスラエルにある?
16章 イスラエルは真剣な和平努力をしていない?
17章 アラファトがバラク・クリントン平和提案を拒否したのは正しかった?
18章 イスラエル人よりパレスチナ人の死亡が多いのは何故か?
19章 イスラエルはパレスチナ人を拷問しているのか?
20章 イスラエルはパレスチナ人住民に対しジェノサイドをやっている?
21章 イスラエルは人種主義国家である?
22章 イスラエルの占領が諸問題の根本原因?
23章 イスラエルはパレスチナ人の国家建設を拒否した?
24章 イスラエルの家屋破壊政策は集団罰?
25章 テロリスト指導者の狙い撃ち殺害は不法?
26章 ウエストバンクとガザの入植地が平和の障害である?
27章 テロリズムは暴力の応酬というサイクルの一部にすぎない?
28章 イスラエルは世界最悪の人権侵害国である?
29章 倫理観から見ると、パレスチナテロリストと
イスラエルの対応は同類、人命無視の点で同じである?
30章 大学はイスラエルから投資を引き揚げ、
イスラエルの学者をボイコットすべきである?
31章 イスラエル批判は反ユダヤ的?
32章 ユダヤ人そしてイスラエル国民の中にも
パレスチナ人に味方する者が沢山いるのは何故か?
結び イスラエル――諸国民の中のユダヤ人
脚注
訳者あとがき
著者:アラン・ダーショウィッツ
訳者:滝川義人
出版:ミルトス
ケース・フォー・イスラエル 中東紛争の誤解と真実