私たちのゲツセマネ 相賀昇牧師説教集

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「神の声に耳を傾けることの中に 世界の未来がある」
と 信じる信仰によって。
私たち一人ひとりにもまたゲツセマネの祈りがあり、またそれを避けることはできないと思います。しかし私たちの祈りは決して孤独ではなく主イエスの祈りによって支えられているのです。わたしたちもまた、闇がどんなに深くても、必ず光がやみに打ち勝つこと、人間の罪がどんなに深くても神様の愛と恵みと憐れみによって克服されることを信じるべきではないでしょうか、そして私たちもまたゲツセマネをおおっていた闇のような暗さの中で、「立て、行こう」と招かれるイエス様のあとに従うべきであろうと思います。(本文より)

主な目次

罪と死からの解放  ローマ8・1 ― 11
見よ、わたしは新しいことを行う  イザヤ書43・19
見よ、十字架の主  マタイ27・32 ― 56
謙遜な信仰  ルカ7・1 ― 10
群れはもはや恐れず  エレミヤ書23・1 ― 6
主を信じる群れとして  使徒9・31 ― 43
私たちのゲツセマネ  マルコ14・32 ― 42
願いと祈り、執り成しと感謝  テモテ一2・1 ― 7
友のため命を捨てる愛  ヨハネ15・12 ― 17
汝(な)が助けはみ神より  詩編121・1 ― 8
揺り動かされることのない御国  ヘブライ12・18 ― 29
イエス様こそ私の最高の宝  マタイ2・11
人間に従うより、神に  使徒5・19 ―32
すべての人が生かされ  コリント一 15・20 ― 28
言(ことば)は肉となって  ヨハネ1・14 ― 18
勝ち得て餘(あま)りあり  ローマ8・37
主の受洗と私たちの祝福  マルコ1・9 ― 11
平和を保ち、主を畏れ  使徒9・26 ― 31
神の創造と人間の堕落  創世記4・1 ― 10
天の故郷を熱望して  ヘブラ11・8 ― 10・15 ― 16

喜び・拝み・献げるクリスマス  マタイ2・1 ― 12
深い憐れみの御手に触れ  マルコ1・40 ― 45
荒れ野の試練に耐えて  マルコ1・12 ― 15
主は生きておられる  ルカ24・1 ― 8
主よ、共に宿りませ  ルカ24・25 ― 35
主において同じ思いを  フィリピ4・1 ― 4
すべての人との平和を  ローマ12・9 ― 21
主に倣ならう新しい人を身に着け  コロサイ3・1 ― 11
救いの約束とモーセの出生  出エジプト記1・22、2・1 ― 10
平和と恵みの良い知らせ  イザヤ書52・1 ― 10
分かち合う五つのパンと二匹の魚  ヨハネ6・1 ― 15
主の受難とポンティオ・ピラト  ヨハネ18・33 ― 40
一人の新しい人に造り上げて  エフェソ2・14 ― 22
エッセー〈ベルリン便り〉
追悼 エーバハルト・ベートゲ
ベルナウ通りの「和解のカペレ」/あとがき

著者略歴

相賀 昇(あいが・のぼる)
1955年 茨城県水海道市(現常総市)生まれ。早稲田大学、東京神学大学、独フンボルト大学に学ぶ。
1988年 6月 早稲田教会伝道師に就任、1990年4月同教会担任教師。
この間1984年 2月-92年2月 早稲田奉仕園専任職員をへて主事(1988年10月-)。
1992年5月 ドイツ・プロテスタント奨学生として渡独、1998年8月 日本キリスト教団派遣宣教師としてベルリン・ブランデンブルク州福音主義教会協力牧師及びベルリン日本語教会牧師。
2004年4月 田園江田教会牧師、同年8月 田園都筑伝道所牧師、2008年4月田園都筑教会牧師。
2024年3月 田園都筑教会牧師を辞任、同年4月 稲城教会牧師就任予定。
2005-12年にかけ、農村伝道神学校講師、青山学院大学非常勤講師。2011年6月より横浜基督教青
年会(YMCA) 常議員、2013 年6月より早稲田奉仕園理事。
2000年4 月-03年3月 「ベルリン便り」を『福音と世界』( 新教出版社) に連載。

訳書にA・ファン・リューラー 著『キリスト者は何を信じているか―昨日・今日・明日の使徒信条』(教文館、2001 年)ほか。

四六判・256 頁

出版:ヨベル
2025年3月

私たちのゲツセマネ 相賀昇牧師説教集

1,760円(本体1,600円、税160円)

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