2025年1月号 クリスチャン新聞 福音版

  • 2025年1月号 クリスチャン新聞 福音版
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クリスチャン新聞「福音版」は、キリスト教入門への月刊新聞(タブロイド判)です。
 
分かりやすい聖書からのメッセージの第1面と、クリスチャンの人間ドキュメントを掲載している第4面(最終面)はカラー刷りです。

聖書のことばに聴く
 弟子たちはイエスに尋ねた。「先生。この人が盲目で生まれたのは、だれが罪を犯したからですか。この人ですか。両親ですか。」イエスは答えられた。「この人が罪を犯したのでもなく、両親でもありません。この人に神のわざが現れるためです。」新約聖書・ヨハネの福音書9章2〜3節

 笑う門には福来たる|正月には何かと縁起をかつぐ言葉を耳にします。でも一年前の元日、突然の大地震に見舞われた能登半島は、それどころではありませんでした。さらに追い打ちをかけた豪雨災害。「神も仏もない」「心が折れる」……そんな言葉が口をついて出るのも無理はありません。

連載 聖書は知恵の宝庫
第22回 希望が忍耐と平和を
立川福音自由教会牧師 高橋秀典
 イスラエルは現在、その過剰防衛とも言われる軍事力行使によって世界的な批判を受けています。その国歌の題名は「希望」で、「ユダヤの魂が恋い焦がれた二千年来の希望とは、シオンの地、エルサレムの地において自由な民として生きること」という趣旨が歌われています。これはナチスの絶滅収容所で、ガス室に向かう人々が死を超えた民族の「希望」として歌っていたとも伝えられています(「イスラエル国歌 日本語翻訳」での検索で見られる)。

連載 物語とキリスト教 深掘り・世界の名作文学
Vol.10 「虔十公園林」
小松原宏子(児童文学作家・翻訳家)
 「虔十(けんじゅう)はいつも縄の帯をしめてわらって杜(もり)の中や畑の間をゆっくりあるいているのでした」この一文で始まる短編『虔十公園林』の主人公、虔十が何歳であったのか、物語中にはっきりした年齢は書かれていません。けれども、おそらくは十代後半から、二十代くらいだったのではないかと思われます。

連載 北欧のテーブル 
その22 イエスさまが船長の船・教会で年越し
ヨシムラ・パイヴィ(日本福音ルーテル スオミ・キリスト教会宣教師)
 フィンランドの伝統的な肉料理カルヤランパイスティは、東にあるカレリア地方に由来するオーブン料理です。第二次世界大戦後カレリア地方はソ連に割譲され、そこから引き揚げてきた人々を通してフィンランド全国に広がりました。一九五〇年代にはフィンランドの一般的なお祝い料理にまでなりました。もともとポットローストという名前でしたが、カレリアの人たちを通して全国に広がったので「カルヤランパイスティ」と呼ばれるようになりました。

連載 中動態? 心に寄りそう聖書のメッセージ 
10.「解決」ではなく
中村穣(飯能の山キリスト教会牧師)
そこに、十二年の間、長血をわずらっている女の人がいた。彼女は多くの医者からひどい目にあわされて、持っている物をすべて使い果たしたが、何のかいもなく、むしろもっと悪くなっていた。彼女はイエスのことを聞き、群衆とともにやって来て、うしろからイエスの衣に触れた。「あの方の衣にでも触れれば、私は救われる」と思っていたからである。(新約聖書・マルコの福音書5章25〜28節)
ひとそのあしあと

組織内に正義と誠実をもたらす 健全な企業文化をつくる
「仕事と神学プロジェクト」元共同代表 アンディ・ミルズさん
「仕事という観点から聖書を読むようになって、私はどのように働くべきか、いかに企業を経営していくか、という視点が大きく変わりました」。米国コネチカット州に本部を置く、世界最大級の情報企業の一つ、トムソン・コーポレーションの複数の部門でCEO、取締役を務めたアンディ・ミルズさんは、そう語る。ネットや出版を通して、聖書的観点から仕事に関する様々なリソースを提供する、「仕事と神学プロジェクト」(Theology of Work Project https://www.theologyofwork.org/)の創設にも携わったアンディさんにビジネスに関して質問をしたら、聖書の話から始まってしまった

いのちのことば社

2025年1月号 クリスチャン新聞 福音版

33円(本体30円、税3円)

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