渡辺善太著作選 15 善太先生「教会と政治」を語る
教会の正典たる 「聖書」 は、 「政教」 をどう教えているか?
福音宣教の使命に専心する福音派も、政教一致をめざす社会派も、教会のあり方としてはいずれも聖書的ではなく、誤謬に陥っている、と大胆にも善太先生は喝破する。ではそのいずれでもない第三の道があるのか? それは何か? 今も現代性に溢れ、襟を正される清冽な直言に満ちた善太節を、いざ堪能!
周知のように、また私自身65 年の信仰生活の間に直接見聞したところが示しているように、わが国ではキリスト者が社会活動に熱中すればするほど、教会から遠ざかるという歴史がある。これは今日たくさん出ているその方面の書物を見ればすぐわかる。これには教会側にも、外に立つキリスト者側にも、それぞれ責任がある。この点を今さらここにくり返す必要はない。ただここで一言くり返す言葉は、両者とも真にその誤謬を「悔い改め」るという一点である。これができれば、過去における悲しむべき歴史はくり返されないであろう。(本書より)
著者:渡辺善太
出版:ヨベル
2024年2月26日
渡辺善太著作選 15 善太先生「教会と政治」を語る
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