文脈の中のアフォリズム 箴言10─12章の構成の研究
旧約聖書の『箴言』の第二部分にあたる10章1節〜22章16節。そこで展開されているのは、通常理解されるような単純な個人の応報思想ではないことを、構文や語形の綿密な吟味や考察から明らかにした上で、その構造や統一性を示す。著者の博士論文の書籍化。
序論
第1章 箴言の本文、最終形態、編纂
第2章 詞の意味ある配列を前提としない研究
第3章 「行為−結果−連関」と宇宙秩序
第4章 聖書ヘブライ詩の並行法
第5章 差異を伴う反復
第6章 箴言第2部分における構成手法と構造
第7章 箴言10–12章の翻訳
第8章 箴言10–12章の構成
結論と展望
出版年月日 2024/02/22
判型・ページ数 A5・352ページ
【著者紹介】加藤久美子(かとう・くみこ)
1965年東京生まれ。東京大学文学部卒業、同大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。現在、南山大学人文学部キリスト教学科准教授(旧約学、聖書ヘブライ語、宗教学)。
出版:日本キリスト教団出版局
文脈の中のアフォリズム 箴言10─12章の構成の研究
こちらの商品が
カートに入りました
文脈の中のアフォリズム 箴言10─12章の構成の研究