キリストを伝えるカトリック月刊誌

2023年　年間テーマ かけがえのないいのちに出会う

2023年8・9月号の内容
つうしん
　厳しい暑さが続いています。この暑さの中でも、神をほめたたえ、心身、自然と隣人をいたわり、励まし合いながら生活をしていきたいものです。
◇巻頭特別企画 「憲法とキリスト教」では、人権意識を育んできた聖書の豊かさから、キリスト教会の使命と福音宣教の課題に話題が及んでいます。
◇フォーラム 「新司教に聞く」と題して、大分教区の森山信三司教、仙台教区のエドガル・ガクタン司教にそれぞれインタビューを行いました。地方の教会特有の問題、現在の状況などが眼前に浮かび上がってきます。
◇月間テーマ　二〇二一年から続いているシノドス。国別、大陸別とステージが進むなか、今、改めて世界各地域の動きを振り返る企画をお届けします。
　有村浩一氏は、ドイツの教会の動向を英仏の複数のカトリック雑誌から記事をピックアップしてまとめてくださいました。刷新の決断と希望、分裂への危惧に揺れている様子が伝わります。
　フランス派遣中の三浦ふみ氏氏には、同国での状況、そして欧州大陸ステージのまとめ、そこから見えた課題について解説していただきました。
　さいたま教区長の山野内倫昭司教にペルーのＭ・キハーノ司教へのインタビューをお願いし、ラテンアメリカでの動きを伝えていただきました。
　韓国でのシノドスの実施の様子とまとめについては、以前広島教区に派遣されていた韓国・釜山教区の李尙潤神父が詳しくご解説くださいました。
◇リレー連載 「祈りがないと生きていけない」では、現在教皇文書について連載中のフランコ・ソットコルノラ神父による黙想会のレポートを三谷博子氏にご寄稿いただきました。
「私とイエスとの出会い」では梅木明代氏がご自身の召命と信仰を振り返り、分かち合ってくださいました。思わぬところでのさりげない言葉や関わりを私たちも大切にしたいものです。
　

オリエンス宗教研究所　発行