すべては神様が創られた
深い悲しみと焦燥の中から生まれたことばに、
黒田征太郎のエネルギーが注ぎ込まれ1冊の熱い絵本になった。
世界の深まる闇の中から立ち上がる『平和への祈りの絵本』
2022年2月24日ロシアがウクライナに侵攻しました。出口の見えない殺し合いが続いています。この絵本が世に出るころには停戦状態になっていること祈っています。絵本に込めた思いは、特定の国の応援ではなく「NO WAR―戦争を止めろ」です。(中略)「正義感」という人の思いを呑み込みつつ戦争は拡大していきます。
「それには乗るまい」と思いつつも「では、何ができるか」
の答えを見出せないまま数日が過ぎました。せめて思いを表わそう、黙るわけにはいかないと「すべては神様が創られた」を書きました。
「ことばにどんな意味がある」と問われると戸惑うしかない私ですが、その先に黒田征太郎さんが微笑みながら絵を書いておられました。黒田さんに励まされ、この絵本は完成しました。
戦争に良い戦争も悪い戦争もありません。戦争そのものが悪です。この機に乗じて核武装が必要などという妄言が出始めています。私たちはあの道を二度と歩むことは出来ないのです。
絵本の収益は「戦争被害者」への支援に充てられます。ウクライナ、ロシアの枠を超え、この戦争で傷つけられた人々に届けたいと思います。 (著者あとがきより)
出版社 : 木星舎 (日キ販扱い)
発売日 : 2022/4/15
言語 : 日本語
単行本(ソフトカバー) : 48ページ
寸法 : 21.5 x 1 x 20.5 cm
すべては神様が創られた