人生おもしろ説法

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『信徒の友』創刊50周年を記念して、「のらくろ」作家のエッセイを特別復刊

「のらくろ」の作家 田河水泡が、聖書のよく知られた場面を題材に、人生の機微を笑い話とまんがで綴った、ユーモアあふれるエッセイ。『信徒の友』1982年4月号−1988年9月号の連載を単行本化、初版1988年10月。「復活祭」「洗礼」「原罪」など聖書的なものから、「肉ばっかり」「回れ右」「勝手にしやがれ」といった軽妙なタイトルまで、全78話を収める。

【目次】

まえがき


復活祭
地球は回ってる
福の神二題
 神は分業ではない
 銀の大黒
テレスコ
カイザルのものはカイザルに
肉ばっかり
緋の衣
一番固いもの
荒波の中で
井戸を掘れ
禁酒
びりでもいいから
虎の看板
平安がこの家にあるように
軽便と便利
命の水
仙人の指
おぼれる金魚
人類愛
肩代わり
鶏を数える
洗礼
明るい神さま
有か無か
にせもの
忍耐
乞食(おこも)天国


死んでから生まれた
希望と祈り
名画の切り売り
地上のもの
星ぞら
自分の栄光
回れ右
バラバ
教会へ行こう
天然の美
主を信ぜよ
一発の銃声
神の栄光
しんばり棒
罪のゆるし
旧約と新約
選ばれた者
勝手にしやがれ
アダムの臍
ある病院の診察室で
落下傘
鳥の真似
神の助け
化けて出る
短くても届く
猫は猫である
片道電話
飛び入りはだめ
ゆるし
危ない話
熊の胆(い)
神と富
バプテスマ
昇天
三頭のらくだ
人をさばくな
自家製の神
原罪
見ないで信じる
やぶへび


人をさばくな
確信
愛は相互に
ざんげ
人命軽視
へりくだり
言葉づかい
影を慕いて
捧げまつる
神を喜ばせる
一視同仁

【著者紹介】田河水泡(たがわ・すいほう)
1899−1989年、東京生まれ。日本美術学校卒業。元 日本漫画家協会名誉会員。「のらくろ」の作者。1969年、紫綬褒章受章。1952年12月、日本基督教団荻窪教会にて受洗。

日本キリスト教団出版

人生おもしろ説法

1,650円(本体1,500円、税150円)

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