日本人にもわかるキリスト教の人生訓
「汝の敵を愛せ」、「狭き門から入れ」、「求めよ、さらば与えられん」等々、お馴染みのものからキリスト教の本質に触れるものまで。
『日本語化したキリスト教用語』につづく、大ベテラン牧師による一味ちがった解説。
付録エッセイ「聖書のユーモア」も収録。
[目次]
キリスト教の人生訓(五十音順)
あ行(悪に負けることなく、善をもって悪に勝て/あなたに逆らわない者は、あなたの味方である/偉くなりたいと思う者は仕える者になれ/宴会では上座に着こうと思うな ほか)
か行(神の前では人類は平等/神は愛である/木の良し悪しは、その実でわかる/口に入るものは人を汚さず、口から出るものが人を汚す/剣をもって立つ者は皆、剣をもって滅ぶ ほか)
さ行(最後まで耐え忍ぶ者は救われる/先なる者は後に、後なる者は先になるべし/「然り」は「然り」、「否」は「否」と言え/真理はあなたを自由にする/狭き門より入れ ほか)
た行(父親は子供を怒らせてはなりません/常に喜べ、絶えず祈れ、全てのことを感謝せよ/冷たくもなく、熱くもなく、生ぬるいので口から吐き出す/剣を打ち代えて鋤とし ほか)
な行(七度の七十倍赦せ/汝の信仰、汝を救えり/汝の敵を愛せ)
は行(働かざる者食うべからず/働く者が報酬を受けるのは当然である/人にしてもらいたいことは人にもせよ/人はパンだけで生きるものではない/笛吹けど踊らず ほか)
ま行(見ずして信ずる者は幸いなり/文字は殺し、霊は生かす/求めよ、さらば与えられん)
や行(山を移すほどの信仰/預言者は故郷では敬われない/ヨブの苦難/喜ぶ者と共に喜び、泣く者と共に泣け)
ら行(らくだが針の穴を通るよりむずかしい)
わ行(若者は幻を見、老人は夢を見る)
付録エッセイ 聖書のユーモア
著者:岩村信二
出版:教文館
日本人にもわかるキリスト教の人生訓