ブルンナー著作集4 教義学3 上 教会・信仰・完成についての教説
弁証法神学者ブルンナーの未邦訳の主要著作を中心として編集された著作集。神学のエッセンス。
真の教会とは?真の信仰とは?
来日を挟んだ10年の中断を経てようやく完成されたブルンナーの教義学第3巻。
徹底的な新約聖書的・人格主義的立場から、教会(エクレシア)と信仰(ピスティス)の本質が語られる。
[目次]
第三部 聖霊による自己現在化としての神の自己伝達
第一分節 エクレシアと教会
第一章 教会と聖霊(出来事による自己伝達の歴史的現在化としての教会/聖霊を通してわれわれに現われる神の自己現在化)
第二章 エクレシアの基礎と本質(問題/エクレシアの基礎/不可視的・可視的エクレシアの問題/エクレシアの社会的現実性)
第三章 原始キリスト教のエクレシアとパウロ的なエクレシア理念(原始キリスト教におけるエクレシアのさまざまな形態と解釈/エクレシアについてのパウロの教説と、その形成としてのパウロ的共同体 ほか)
第四章 エクレシアから教会への発展(サクラメント的な救済理解/エクレシアの制度的理解/伝統の新しい理解/聖なる教会制度の完成)
第五章 エクレシアから教会への発展を遅延させた契機とエクレシア回復の試み
第六章 エクレシアの道具及び器としての教会
第七章 ヨーロッパにおける教会の危機(危機の現象形態/危機の原因/危機を克服するための諸条件)
第八章 教会の新しい形態を求めて(エクレシアの精神からする教会内的な新形成/共同体を求めているこの世/教会とこの世との間)
第九章 使徒的信仰告白による教会の根本規定(教会は《使徒的》である/教会は《普公的》である/教会は《聖》である ほか)
第二分節 キリストによる新しい生
第一〇章 信仰の前提としてのエクレシア
第一一章 信仰と不信仰
第一二章 聖書の証言による信仰(旧約聖書の証言における信仰/新約聖書の証言における信仰)
第一三章 信仰の誤解(《信仰》という言葉/信仰(ピスティス)の成立における証言の役割/信仰(ピスティス)の誤解の理由とその諸形態)
著者:E・ブルンナー
訳者:近藤勝彦・大村修文
出版:教文館
ブルンナー著作集4 教義学3 上 教会・信仰・完成についての教説
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