ブルンナー著作集3 教義学2 創造と救贖についての教説
弁証法神学者ブルンナーの未邦訳の主要著作を中心として編集された著作集。
神学のエッセンス。
創造論と救贖論を扱う本書では、創造者である神とその創造、被造物としての人間とその罪、悪魔論と展開され、イエス・キリストのペルソナ論へと至る。
同時代の最先鋭の自然科学的知識をも駆使して、緻密かつ明確に組み立てられた論議の上に、キリスト信仰の基礎づけが明らかにされる。
[目次]
第二部 神の自己伝達の歴史的実現
第一章 創造者とその創造(創造の由来/創造の認識/無からの創造/創造の目標/被造物の自立性/存在ノ類比?/聖書的世界像と科学 ほか)
第二章 創造された人間(人間学の意義/原初状態の教説はわれわれ現代人にとって意味をもつか/被造物としての人間/神似像性/性的両極性 ほか)
第三章 罪人としての人間(堕罪の理念の第一の契機・反逆としての罪/第二の契機・神への背信という人格的な行為としての罪/第三の契機・全体性/遺伝罪の問題 ほか)
第四章 罪の結果(神の怒りの下なる存在/律法/不自由性、奴隷意志/矛盾における人間/悪と死)
第五章 天使的諸力とサタン
第六章 神の摂理、世界保持と世界統治(テーマとその意義/世界保持と世界創造/神の行為と措定された自然秩序/神の摂理/奇跡/神の摂理と人間の自由 ほか)
第七章 歴史と救済史(旧約聖書の類型論的解釈)
第八章 律法
第九章 時が満ちる
第一〇章 キリスト信仰の基礎づけ(《徹底的終末論》におけるイエスの解釈/新約聖書の宣教の非神話化の問題)
第一一章 イエス・キリストにおける神の救済の業(預言者的職位/祭司的業/イエスの王的業/統一としてのイエス・キリストの三重の職位)
第一二章 イエス・キリストの人格(イエスの人格の秘密/イエスの神性/永遠の神の子の受肉/いわゆる両性論/復活し、挙げられた方)
著者:E・ブルンナー
訳者:佐藤敏夫
出版:教文館
ブルンナー著作集3 教義学2 創造と救贖についての教説
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