くまのリッキーとにじいろのたまご
津波に襲われ、まったく様子が変わってしまった海岸で偶然目にしたピンクのくま。
この物語はそこから生まれました。
大丈夫。
これで終わり、じゃないよ。2011年春。
日常の光景を失った三陸海岸に流れ着いた小さな希望は、虹の色をしていた。
ぶん みなみななみ
え・さく グラハム・フレミング
げんさく ジョナサン・ウィルソン
グラハム・フレミング:
子ども時代の想像力を糧に、グラハム・ルイス・フレミングはイラストレーター、デザイナーとしての仕事を20年間続けてきた。コロラドの美術学校を卒業後、おもに子ども向けの作品を創ることに力を注いだ。妻、3人の息子と共に東京都青梅市に住む。 3月11日の地震から数週間後、クラッシュジャパンに加わり、被災地に援助と希望を届ける活動に従事する。天国についてあれこれと思いを巡らせ続けているグラハムにとって、虹の色とイースターの喜びは、来るべき世界の輝かしい希望を表すものである。
みなみ ななみ:
青梅市在住。イラストレーター。 『きぼうノート』など多くの著作があるほかに、『ワンダフル』、『きみのままでいいんだよ』(いずれも、いのちのことば社刊)など、絵本の翻訳も手がける。
出版:新生宣教団 (イーブック出版)
くまのリッキーとにじいろのたまご