言葉で癒す人になる――ユダヤの知恵に学ぶ 言葉の賢い使い方
内容紹介
善意の言葉が人を傷つける!?
あなたが善意で言った言葉に傷つく人もいる。真に相手を癒す言葉とはどのようなものなのか。ラビで作家の著者が、ユダヤの知恵の宝庫である聖書やタルムードなどから示唆に富んだ物語を紹介。現代の豊富な事例と共に、友人関係、家族、職場での話し方、怒りをコントロールする方法、癒しの言葉の本質を論じる。
古のユダヤの教えは、言葉を弓矢に例えている。
「なぜ刀など他の武器ではないのか」とあるラビが問う。「それは、ある男が友人を殺そうと鞘から刀を抜いたとしても、友人が彼に弁明して慈悲を乞うなら、男は怒りを静めて刀を鞘に収めるかもしれない。しかしひとたび放たれた矢は、元には戻らないからである」
出版社からのコメント
聖書は「光あれ」という神様の言葉で始まり、世界は言葉で創造されたことを記しています。ヘブライ語の「言葉〈デヴァリーム〉」は「物(事物)」をも意味し、言葉を有形の力ある物と見なしています。
本書では、ユダヤの知恵の宝庫である聖書、ミシュナー、タルムードなどから示唆に富む興味深い物語が紹介されています。本書は2019年に発刊された改訂版ですので、時宜に適った話題も豊富に取り上げられています。
著者について
ジョーゼフ・テルシュキン(Joseph Telushkin)
1948年生まれ、正統派ラビ、作家、講演家。イェシバー大学、コロンビア大学卒。全米で最も影響力のある50人のラビの1人に選ばれた。全米ユダヤ学習・指導センター元所長、ユダヤ書協議会理事、テルアビブの「世界ユダヤ・ミュージアム」設立の諮問学識委員。国連の難民高等弁務官事務所で講演者として招聘されたり、活動は多岐に渡る。著書20数冊の中で邦訳書は『現代人のためのユダヤ教入門』、『ユダヤ人はなぜ迫害されたか』(共著、いずれもミルトス刊)。
単行本: 352ページ
出版社: ミルトス (2019/12/25)
言語: 日本語
著者:ジョーゼフ・テルシュキン
訳者:松宮克昌
発売日: 2019/12/23
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