「なぜ」と問わない

  • 「なぜ」と問わない
東日本大震災後に聴くべき言葉を精選したシリーズ。聖書をケセン語に翻訳した著者は、東日本大震災を経験。津波によって多くのいのちが失われるのを目の当たりにしたマスコミ陣がそろって「神がいるなら、なぜ」と問うのに対して、憤然として答える。「そんな問いに意味はない!」と。

♦目次♦
はじめに
�機“鏈卉呂�らの叫び

三月十一日「そのとき」
患者さんと職員を逃がす
逃げ遅れたおかげで助かる
医院の復旧作業
変わり果てた我が故郷
三日目、診療再開
開業医には薬が来ない
八方塞がりの中の奮闘
気仙衆、健気
後から襲ってきた喪失感
津波が来る……それは当たり前だ
津波てんでんこ
「なぜ」と問うこと自体意味がない

�供〆匆劼肇�リスト教

イエスの受難を想う
人は死ぬ
物を考える星、地球
一粒の麦も死んでこそ、多くの実を結ぶ
一神教
聖書にある四つの「祈り」
「祈り」は祈りにあらず
心を澄まして神さまの言葉を聴く
神さまの言葉は出来事の中に

あとがきにかえて
カトリック教会では一番被害の大きかった大船渡教会のその後
新しい仲間
いこいの家
わたしたちのサグラダ・ファミリア

♦著者略歴♦
山浦玄嗣(やまうら・はるつぐ)
1940年東京都に生まれ、同年、医師であった母親の故郷、岩手県に移住、釜石市、大船渡市に育つ。1966年東北大学医学部卒業。1971年医学博士。1986年大船渡市で山浦医院を開業、現在に至る。本業のかたわら、ふるさと気仙地方のことばケセン語の研究に没頭し、『ケセン語入門』(1989年)、『ケセン語大辞典』(2000年)などを著し、2003〜2004年にかけ、『ケセン語訳新約聖書・四福音書(CD付き)』を発行。他の著書に『ガリラヤのイェシュー』(イー・ピックス出版 2011年)、『イエスの言葉 ケセン語訳』(文藝春秋 2011年)など。

出版:日本キリスト教団出版局

「なぜ」と問わない

880円(本体800円、税80円)

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