グループスタディ12章 フィリピの信徒への手紙
『信徒の友』における聖書研究の連載を書籍化するシリーズの5冊目。パウロが獄中にあって記したフィリピ書には、「喜び」という言葉が繰り返し出てくる。その背景を読み解いていくことにより、キリスト教信仰を通して私たちに与えられた真の希望を伝える。
【目次】
聖書をグループで学ぶこと(大島 力)
グループでの聖書研究の持ち方(平野克己)
1 キリスト・イエスのしもべ(1・1〜2)
言葉のいのち
執筆の情況と年代
キリスト・イエスの僕(しもべ)
喜びの秘密
2 祈りと愛の包囲網(1・3〜11)
フィリピ教会の発端
福音と感謝の泉
とりなしの祈りの発見
キリスト・イエスの日
3 問われるほどに愛されて(1・7〜11)
悲痛
共に恵みにあずかる喜び
キリスト・イエスの愛の心
愛・アガペーと神の栄光
4 祈りと霊の天窓(1・12〜19)
人生のテーマ
意外な展開──福音の前進
喜びの理由
わたしの救いとなる
5 同じ巨匠の手によって(1・20〜26)
ただ一つの願い
生はキリスト、死は利益
信仰の前進と喜び
それでも明日は来る
6 福音にふさわしく(1・27〜30)
帰属意識
福音の信仰のために
最高の恵み
婚礼の晴れ着
7 人生模様の裏表(2・1〜11)
天の高いところに
他人のほうが大事になるとき
十字架の死に至るまで
あらゆる名にまさる名
8 いのちの言葉と星の輝き(2・12〜18)
うながしと従順
原動力
救いの分かれ道
生命の始まり
9 人生のコペルニクス的転回(2・19〜30)
テモテ
主による確信
エパフロディト
憐れみの証人
10 キリストにある私の発見(3・1〜11)
警戒
価値の転換
存在の美しさ
何とかして
11 日の出に向かって旅する者(3・12〜4・1)
永遠の求道者
わたしに倣え
信仰のパスポート
神が来られるなら
12 喜びの泉(4・2〜23)
命の書
喜びの鐘
主の接近と冒険
予期せぬ扉
イエス・キリストの恵み
あとがき
著者:山崎 英穂
出版:日本キリスト教団出版局
グループスタディ12章 フィリピの信徒への手紙