命の経験 −霊の命の四段階十九項目に関して− 前編
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命の円熟の頂点へと到達する
神に感謝します。この終わりの差し迫った時代に、リー兄弟を通して、神ご自身の不思議な隠された命の路線が明らかにされ、すべての信者が知り、触れることのできるようにしてくださいました。本書は、二千年来の聖徒たちの命の認識と経験をまとめ、さらにわたしたちの兄弟自身の三十年来の体験と経験を加えて、編集された結晶です。内容は、命の経験について十九の項目にわたって、霊的命の各段階の経験及び追求の道を明らかにしています。一つ一つ追い求め、訓練すれば、必ず一直線に上昇することができ、すみやかに円熟の段階に達することができます!
ですから本書は、見ることも触れることもできない命を具体化したものです。主を愛し、命の成長を求める聖徒たちにとって、これは必読の書です。
歴代の聖徒たちの経験や、わたしたちが主の御前で見てきた光に基づけば、命の経験は四つの段階に分けることができ、十九の項目を挙げることができます。
この四つの段階は、わたしたちの経験から言えば、第一段階は救いの段階であり、第二段階は復興の段階であり、第三段階は十字架の段階であり、第四段階は霊的戦いの段階と言うことができます。しかし、わたしたちとキリストとの関係から言えば、第一段階はキリストの中にあることであり、第二段階はキリストの中に住むことであり、第三段階はキリストがわたしたちの中に住むことであり、第四段階はキリストがわたしたちの中で成長することです。この四つの段階の経験はみな、わたしたちとキリストとの関係に基づいています。
命の経験の第一段階は、キリストの中にあることです。なぜなら、わたしたちとキリストとの間の第一の関係は、キリストの中にあることだからです。
「キリストの中にある」とは、わたしたちがキリストにあずかり、結合することの事実を言っています。「キリストの中に住む」とは、キリストと交わり、キリストの経験を享受することを言っています。人は第一段階においては、ただ主の救いを受けて、聖霊によって再生されたにすぎず、命の経験という点では、まだまだ弱くあいまいです。第二段階に至ると、人は主の愛の励ましを受けることによって、復興し、主を愛し慕い、主を追い求め、再生の後のさまざまな命の経験を少しずつ持つようになります。
第三段階は「キリストがわたしたちの中に住む」こと、すなわち「十字架の段階」の経験です。クリスチャンは主にささげた後、不義、汚れ、良心の感覚を徹底的に対処し、油塗りの教えに従うことや神のみこころを理解することに対して相当の経験を持つようになれば、主は必ずその人を導き、正式に十字架の対処を受けさせ、この十字架の段階の経験を持たせます。
最後にわたしたちは、霊的命の最高の段階、すなわちキリストがわたしたちの中で成長し円熟する段階へと入ります。ですから、わたしたちはこの霊的命の最高の段階を、「キリストがわたしたちの中で成長する」、または「霊的戦いの段階」と呼ぶことができます。
どうかわたしたちがこの霊的命の四つの段階を尊び、経験することができますように。
著者:ウィットネス・リー
出版:日本福音書房
命の経験 −霊の命の四段階十九項目に関して− 前編
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