福音宣教 2026年11月号
キリストを伝えるカトリック月刊誌
『福音宣教』は現代の日本において福音宣教を進めていくための、さまざまな課題に取り組んでいる月刊誌です。諸宗教・諸教派、また異文化の間での対話を心がけながら、読者の皆さまとともに本音で語る、今日的な信仰のあり方を探っています。
月間テーマ パウロ研究の最前線(1)
つうしん
ふと気が付けばもう一一月。典礼歴では年間が終わりまた待降節がやってきます。移り変わる季節の中でも変わることのない主の恵みをお祈りします。
◇巻頭特別企画 「『霊における会話』ファシリテーションの方法を学ぶ」、山内保憲師による講話二回目です。「霊における会話」の経験豊富な山内師の実践的な知恵に学びましょう。
◇フォーラム 原田雅樹師による三回シリーズの小連載「イスラエル/パレスチナ紛争を考える」二回目。シオニズムを取り巻く状況と経緯が非常に多角的に考察されています。
◇月間テーマ パウロ六世の『福音宣教』五〇周年を締めくくるにあたり、改めて使徒パウロ特集として「パウロ研究の最前線」を二回シリーズでお届けいたします。
山口希生氏に、「パウロへの新しい視点(NPP)」の思潮をご紹介いただきました。
淺野淳博氏に、パウロにおける民族主義とその瓦解に焦点を当て、パウロの回心をご解説いただきました。
焼山満里子氏に、第二神殿期のユダヤ教終末思想のパウロへの影響についてご執筆いただきました。
なおこの三名の方々の記事は来号へと続きます。
◇連載(一部) 上智大学グリーフケア研究所の皆様への連続インタビュー「悲嘆とともに生きる」、一〇回目は松本いく子氏にお話を伺いました。国際開発援助に長く携わった後、帰国後は研究生活の傍らスピリチュアルケアのチューターを続けてこられ、多くの人々の苦しみや悲しみに向き合ってこられた人生の一端を語っていただきました。
「ペラギウス派と古代東方神学」、今号は、ローマの丘から最近出土した孤児院がペラギウス派と関係がある可能性が指摘されています。来号と併せ、その実際の様子に迫ります。
「主日の福音を通してみことばを生きる」、典礼歴の年間の終わりにあたって、終末に関するマタイ福音書25章の全体が取り上げられています。これから迎える季節に向かって、終末に関する理解を深めるための一助となれば幸いです。
オリエンス宗教研究所 発行
福音宣教 2026年11月号