ある在日韓国人クリスチャン家庭の百年 大阪・林(いむ)家の生活史

  • ある在日韓国人クリスチャン家庭の百年 大阪・林(いむ)家の生活史
植民地支配下の朝鮮から大阪へ――キリスト教信仰を支えに激動の時代を生き抜いた在日韓国人のファミリー・ヒストリー

【目次】

プロローグ

 差し込む光りのなかで

 クリスチャンとして生きること

 林家の人びと

一、朝鮮北部のクリスチャン家庭で――李順謙の生い立ち

 父・李致洙

 粛川での少女時代

 三・一独立運動

 平壌・崇義女学校

二、全羅北道から大阪へ――林学周の生い立ち

 淳昌からソウルへ

 ソウルから大阪へ

 大阪で信仰を得る

 李順謙の渡日と結婚

三、大阪で家族をつくる――戦禍のなかの林家

 家族の住まい

 大仁教会での暮らし

 弾圧下の教会

 空襲と「解放」

四、南方(みなみかた)の家で――林家の戦後

 住まいとその周り

 南方教会と林学周

 南方教会から大阪北部教会へ

 両親のしごと

 家族のことば・教会のことば

 それぞれの巣立ち

五、二世たちの時代――一九六〇年代とその後

 北と南そして日本

 弟の選んだ道

 兄の選んだ道

 母と娘のあいだ

エピローグ

 生き方を選ぶこと

 林芳子が見た風景

 クリスチャンであり続けること



あとがき



石川亮太:著

発売/発行年月: 2025年7月
判型: 四六
ページ数: 152

出版:かんよう出版

ある在日韓国人クリスチャン家庭の百年 大阪・林(いむ)家の生活史

1,650円(本体1,500円、税150円)

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