仁義なき聖書と美術の世界 ちくま文庫 

  • 仁義なき聖書と美術の世界 ちくま文庫 
大親分ヤハウェの大活躍と大虐殺、それに対する人類の苦悩と希望。あるいはカリスマ親分イエスと十二人の舎弟をめぐる悲喜劇。旧約・新約各々の聖書に描かれたキリスト教の無慈悲な世界をやくざの物語に見立て、広島弁で語り直す。また、キリスト教は常に西洋美術最大のテーマである。美術は聖書のエピソード(主題)をどのように描いてきたか。聖書、美術の両面からキリスト教の理解を深める。

【目次】

前口上

第一章 仁義なき旧約物語
プロローグ ある侠客
01 天地創造 02 アダムとエバ 03 カインとアベル 04 ノアの箱舟 05 バベルの塔 06 ソドムとゴモラ 07 イサクの犠牲 08 ヤコブとエサウ 09 ヨセフの出世 10 モーセの召命 11 出エジプト 12 エリコ攻略戦 13 サムソンとデリラ 14 ダビデとゴリアテ 15 バト・シェバ16 ソロモン王とシェバの女王 17 アハブ王 18 バビロン捕囚 19 エステル 20 エズラ

幕間口上 聖書とは何か

第二章 仁義なき新約物語
プロローグ ある祭り
01 受胎告知 02 降誕と東方三博士の礼拝 03 割礼と幼児虐殺 04 聖家族 05 洗礼と荒野の誘惑 06 洗礼者ヨハネの死 07 弟子の召命と奇跡 08 山上の垂訓と喩え話 09 変容 10 エルサレム入城 11 最後の晩餐 12 ゲツセマネの祈り 13 捕縛 14 エッケ・ホモ 15 磔刑 16 死と復活 17 昇天 18 ステファノ 19 ペトロ 20 パウロ
解説:その後の使徒たち
解説:神の仁義なき審判 地獄とハルマゲドン

※本書は『仁義なき聖書美術 旧約篇』『仁義なき聖書美術 新約篇』(筑摩書房、2020年)を再編集し、加筆修正を施し一冊にまとめたものです。

出版社: 筑摩書房
著訳者: 架神恭介/池上英洋:著
発売/発行年月: 2025年8月
判型: 文庫(A6)
ページ数: 352

仁義なき聖書と美術の世界 ちくま文庫 

1,320円(本体1,200円、税120円)

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