静寂者ジャンヌ 生き延びるための瞑想

  • 静寂者ジャンヌ 生き延びるための瞑想
なぜ彼女は異端視され、囚われたのか?

「現代が見失った深い静寂の精神世界を今に蘇らせた山本氏。
瞑想の奥深い世界に自己を沈潜させることのできる
著者ならではの魂の評伝記録文学だ。」 作家・柳田邦男

ルイ14世の時代を生きた一人の女性の生涯と思想に迫る。
彼女は「異端の女性神秘家」として闇に葬り去られてきたが、その生涯は、男性支配の女性嫌悪社会の中で、自己を貫き通した鮮烈な抵抗の連続だった。
日本で初となるギュイヨン夫人の本格評伝。

【目次より】
第一部 静寂者のできるまで
 第一章 めざめ
 第二章 〈夜〉
 第三章 夜明け
 第四章 遍 歴
 第五章 脚 光
第二部 抵抗する静寂者
 第一章 ヴェルサイユの仲間たち
 第二章 シークレット・レターズ
 第三章 シークレット・レターズ(続)
 第四章 対 決
 第五章 シスターフッド
第三部 静寂者は国を超えて
 第一章 獄 中
 第二章 生き延びる
 第三章 多様な場所に
 第四章 晩年の日々

【著者】山本賢蔵 やまもと・けんぞう氏は1960年生まれ。東京大学法学部卒業。元NHK 記者。テヘラン、プノンペン、パリ特派員を歴任。著作に『きみは金色の雨になる』(平凡社、2007年)、『あの路』(山本けんぞう・文、いせひでこ・絵)』(平凡社、2009年)、『右傾化に魅せられた人々─ 自虐史観からの解放』(河出書房新社、2003年)、『バグダッドのモモ』(アンドリュース・プレス、2003年)、『地雷原のポン』(山本けんぞう・文、デュフォ恭子・絵、講談社、2011年)、『迷宮ヶ丘八丁目─ 風を一ダース』(共著、偕成社、2014年)など。
やまもとけんぞうnote:https://note.com/kenzoyamamoto


サイズ:四六判 512ページ
ISBN:978-4-400-21345-1 C1016
発行年月:2025/03/25

出版:新教出版社

静寂者ジャンヌ 生き延びるための瞑想

3,300円(本体3,000円、税300円)

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