二一世紀の友に贈る平和へのメッセージ
長年法学研究に取り組み、キリスト教教育に携わってきた著者が、
神から信託された人生を振り返り、平和への想いを次世代に託す。
「私たちは、今日のような時代においてこそ、日本国憲法を、心を込めて注意深く読まなければなりません。その一字一句をも見逃さずに丁寧に読み、その根底にある考え方をしっかりと把握していなければなりません。その上で平和を目指す姿勢を国民の間に確立する。そこではじめて憲法改正なども論じ得ると理解すべきものなのです。私たち一人一人の人生が懸かっているのです。自分と自分の家族の平和な生活が懸かっているのです。」(本文より)
<著者紹介>
深谷松男(ふかや・まつお)
1933年、福島県に出生。1953年、日本基督教団福島伊達教会にて受洗。1956年、東北大学法学部卒業。金沢大学教授(1975〜1999年)として民法の研究と教育に従事した後、宮城学院長(1999〜2009年)としてキリスト教教育に携わる。日本基督教団金沢教会と同仙台広瀬河畔教会で通算60余年、長老を務める。日本基督教団常議員、東京神学大学常務理事等を歴任。現在 金沢大学名誉教授、宮城学院名誉理事。
【主著】『現代家族法〔第4版〕』(青林書院、2001年)、『現代家族法大系(全5巻)』(共編著、有斐閣、1979年)、『脳の死 人の死』(共編著、日常出版、1991年)、『金沢教会百十年史』(日本基督教団金沢教会長老会、1997年)、『信託された教育』(キリスト新聞社、2003年)、『新・教育基本法を考える』(日本キリスト教団出版局、2007年)、『日本基督教団教憲教規釈義』(全国連合長老会出版委員会、2015年)、『福音主義教会法と長老制度』(一麦出版社、2024年)。
出版社: キリスト新聞社
発売/発行年月: 2025年2月
判型: 四六
ページ数: 234
二一世紀の友に贈る平和へのメッセージ