(中古)遠藤周作と語る: 日本人とキリスト教
※古いですが、使用感は少ないです。中に若干の書き込みがあります。
遠藤周作は対談の達人でした。彼は話すときも聞くときも、自分ではなく、場を活かすように語るのです。この本は幾つもある彼の対談集のなかでも特別です。カトリックの雑誌「あけぼの」誌上で行われた信仰をめぐる対談がまとめられたものなのです。井上洋治、 奥村一郎両神父、加賀乙彦、舟越保武も対話相手になっています。(若松英輔)
禅の勉強をされていた神父さまが、なぜカトリックに?―奥村一郎
キリスト教の神秘主義と座禅の共通点・相違点は何ですか―奥村一郎
病院は、ある意味で“学校”でもあり“教会”でもありますね―A.デーケン
漂泊の風の中に聖霊を感じている…―井上洋治
個性による仕事と、無名の仕事―舟越保武
アルコール依存症は、社会の病気である―J・ミニー
キリスト教的自然観は日本人に受け入れられるか―高柳俊一
水俣、深い洞察力をそなえた人々から得たもの…―宗像巌
精神、この深い深い淵をのぞく―加賀乙彦
ユング的観点で聖書を見ることができるか―T・インモース
新しいかたちでとらえられた神―井上章子
ハイポニカ農法を通じて生命の本質を見直す―野沢重雄
歳月は慈悲であるという思いを秘めて―倉富孝子
石の中の生命と、その神秘―崎咲範行
夜中に一人、釜メシたく男の「私だって人生カンファタブルになりたい」―金田浩一呂
ハードカバー四六判
314p
出版:女子パウロ会
(中古)遠藤周作と語る: 日本人とキリスト教