70歳からのキリスト教 聖書でたどる人生の旅
年を重ねて向き合う問題が移り変わるとともに、聖書は新しい気付きを与えてくれる。本書はそうした聖書探索の旅へ読者を誘う。旧約編では高齢となった聖書の人物を取り上げてその生き方から学び、新約編では場所に注目し、高齢者の生き方のヒントを示す。
旧約編
呼ばれる──アブラハム
しっかり抱きしめる──ハガル
水1杯のもてなし──エリエゼル
祝福する──ヤコブ
赦しを受けとる──ヨセフの兄弟たち
山に登る──モーセ
心に触れる言葉──ナオミとルツ
教える──エリとサムエル
主の家に帰る──ダビデ
小さい子どものように──ナアマン
空しさを越えて──コヘレトとヨブ
静かな空間になる──旧約聖書の詩人たち
人生の先を見つめる──エレミヤとバルク
いのちを惜しむ──ヨナ
新約編
石は転がされた──墓
別の道を通って──ベツレヘム
安らかに去る──エルサレム神殿の庭
二里目を歩く──山
わたしについて来なさい──ガリラヤ湖のほとり
互いに仕え合う──家
等しくもてなす──ぶどう園
エリコ──今日はぜひあなたの家に
共同体の祈り──上の部屋
平和のはじまり──カイサリア
離れた場所にあって──ローマ
元気を出しなさい──海
旅の途上──パウロとテモテ
生き方を変える──エルサレムの墓
【著者紹介】大澤秀夫(おおさわ・ひでお)
1948年生まれ、日本基督教団経堂北教会、栗平教会、松本教会、茅ヶ崎平和教会での牧会のほか、新潟県敬和大学教授・宗教部長等を歴任。72歳でリタイアして松本へ移住。現在、学校法人鈴蘭幼稚園理事長・LDC理事。
出版: 日本キリスト教団出版局
著者: 大澤秀夫:著
発売/発行年月: 2024年11月
判型: 四六
ページ数: 128
70歳からのキリスト教 聖書でたどる人生の旅