2024年11月号 クリスチャン新聞 福音版

  • 2024年11月号 クリスチャン新聞 福音版
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クリスチャン新聞「福音版」は、キリスト教入門への月刊新聞(タブロイド判)です。
 
分かりやすい聖書からのメッセージの第1面と、クリスチャンの人間ドキュメントを掲載している第4面(最終面)はカラー刷りです。

聖書のことばに聴く
 人とは何ものなのでしょう。あなたが心に留められるとは。人の子とはいったい何ものなのでしょう。あなたが顧みてくださるとは。旧約聖書・詩篇8篇4節

 小学一年の頃、祖父が亡くなりました。人は死んだら何も無くなってしまうのだろうか? 自分がいるってどういうこと? そう考えている自分はいったい何?

連載 聖書は知恵の宝庫
第20回 神を恐れることの幸せ
立川福音自由教会牧師 高橋秀典
 「宗教は、悩める者のためいき……人民のアヘンである」と言われることがあります。それは宗教には、天国という幻想的な幸せを提供して、目の前の現実的な幸せを諦めさせる麻薬のような作用があるという意味です。

連載 物語とキリスト教 深掘り・世界の名作文学
Vol.8 「ファウスト」
小松原宏子(児童文学作家・翻訳家)
 学者ファウストは、いくら学問を究めても心が満たされないことに絶望しています。悪魔メフィストは、そこにつけこみ、この高潔な魂の持ち主を地獄に誘う許可を得ようと神様に賭けをもちかけます。そして、ファウストがこの世の快楽におぼれ、天国にのぼるより地上にとどまりたいと強く願い、「時よ止まれ。汝(なんじ)は美しい」と言えば悪魔の勝利だという約束を取りつけました。

連載 北欧のテーブル 
その20 クリスタル・コーヒー・ブレッド
ヨシムラ・パイヴィ(日本福音ルーテル スオミ・キリスト教会宣教師)
 フィンランドではいろんな種類のコーヒー・ブレッドを作りますが、「クリスタル・コーヒー・ブレッド」は最も人気があるものの一つです。特徴は中身のバニラ・バターとトッピングのバニラシュガーです。今の季節に合うお菓子だと思います。だんだん寒くなって気温が氷点下に下がると、木の枝の水滴が水晶のように輝きます。「クリスタル・コーヒー・ブレッド」のバニラシュガーも水晶のように輝きます。フィンランドは秋になると暗い時間が長くなるので、人々は様々な方法で生活を明るくするのです。

連載 中動態? 心に寄りそう聖書のメッセージ 
8.弱さを弱さとしない
中村穣(飯能の山キリスト教会牧師)
 「弱い人たちには、弱い者になりました。弱い人たちを獲得するためです。」(新約聖書・コリント人への手紙第一9章22節、太字著者)今回のこの言葉は、イエスの教えを受けて回心した使徒パウロの言葉です。イエスと会う前のパウロは、イエスの教えを信じる人を迫害していました。ですから、回心後、使徒となり、自分がイエスの教えを伝える側になった時に、以前の自分にも語りかけていたと思います。
ひとそのあしあと

農薬よりITで、コメを育てる。
株式会社AVAD 代表取締役 谷山 詩温 さん
後継者の不在、酷暑や台風被害、諸経費の高騰、需要の減少…。今、日本のコメ農家を取り巻く環境は大変厳しい。そんな中、今夏の全国的なコメ不足は記憶に新しいところだ。この逆境の時代にあえてコメ作りの世界に飛び込んだ人がいる。自ら田んぼに分け入って雑草を抜き、農機具を操る。IT会社を経営する谷山詩温(たにやま・しおん)さんが汗をかき、泥だらけになりながら農作業にいそしむのはなぜなのか?


いのちのことば社

2024年11月号 クリスチャン新聞 福音版

33円(本体30円、税3円)

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