黎明期のキリスト教社会事業 近代都市形成期における挑戦と苦悩
教派・国境を超えて奮闘した先駆者たち
産業革命を契機とする近代市民社会の出現は、経済的繁栄と共に深刻な都市問題をもたらした。教会の実践する隣人愛の営みとしての慈善や救貧は、世俗化でどのような挑戦を受けたのか。福祉や教育活動を主導するキリスト者たちが直面した困難とは何か。イギリス、ドイツ、アメリカの事例を中心に、信仰の視点から歴史的実態を紐解き、キリスト教社会事業の本質を探る試み。2021年に開催されたキリスト教史学会大会シンポジウムに基づく論集。
【目次】
まえがき(馬渕彰)
第1章 慈善活動でのJ.ウェスレーとW.ブースの「信仰ゆえの苦悩」(馬渕彰)
第2章 近代黎明期のドイツ都市におけるキリスト教社会事業(平松英人)
第3章 19世紀中盤〜20世紀初頭英米の慈善事業とキリスト教(木原活信)
第4章 海を渡るキリスト教社会事業(猪刈由紀)
あとがき(平松英人)
出版: 教文館
編者: 馬渕彰/平松英人
監修:キリスト教史学会
2024年9月
判型: A5
ページ数: 170
黎明期のキリスト教社会事業 近代都市形成期における挑戦と苦悩
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