創られたキリシタン像〈イメージ〉:排耶書・実録・虚構系資料 (西南学院大学博物館研究叢書)

  • 創られたキリシタン像〈イメージ〉:排耶書・実録・虚構系資料 (西南学院大学博物館研究叢書)
キリスト教伝来以降、民衆が抱くキリシタンへのイメージは、排除を意図して書かれた「排耶書」や「キリシタン実録」(実際の事件を主題にした小説の一種)など様々な出版物によって、実態とはかけ離れたものとなっていった。
大正期になると一転して「キリシタンブーム」がおこり、「虚構系資料」(キリシタン遺物の偽造品)を扱う骨董商まで現れ、現在誤認されたままの資料が各地のミュージアムに収蔵・展示され文化財に指定されるなどの問題が生じている。
これら三種の資料を紹介し、近世初期から現代までの民衆のなかのキリシタンイメージの変遷と、歴史的背景を読みとく。
【2024年度西南学院大学博物館企画展Ⅱオールカラー図録】

出版社: 花乱社
著訳者: 鬼束芽依:編
発売/発行年月: 2024年8月
判型: B5変型
ページ数: 64

創られたキリシタン像〈イメージ〉:排耶書・実録・虚構系資料 (西南学院大学博物館研究叢書)

1,100円(本体1,000円、税100円)

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