福音宣教 2024年5月号

  • 福音宣教 2024年5月号
キリストを伝えるカトリック月刊誌


2024年5月号の内容
つうしん
 新緑の鮮やかなこの頃、自然の営みに創造主の息吹を感じ、喜びと感謝のうちに日々を過ごしたいものです。
◇巻頭特別企画 今号から「チーム・ミニストリー実践者座談会」が始まります。第一回目はこの企画の経緯と意図、参加者の紹介です。全国各地から共同宣教司牧について寄稿された方々がZoomにて集いました。
◇フォーラム 前号に引き続き、僧侶と司祭による宗教の経済をめぐる対話をお届けいたします。仏教、キリスト教双方における運用面・養成面などでの現実の悩みと問題点、そして改善の可能性が話し合われています。
◇月間テーマ 傷ついた子ども、青少年に寄り添う(2) 過酷な状況に置かれている子ども、青年に寄り添う活動を続けている現場からの報告、前号に続き二回目です。
 不登校の生徒を学校に復帰させる目的で開設された、神奈川私学修学支援センターについて工藤誠一氏にご寄稿いただきました。学習支援、心のケア、居場所作りの三本の柱を軸に、出席日数が足りず退学になってしまう事態を防ぐ新しい総合的な支援のあり方に学んでみましょう。
 同じく不登校支援のための、京都の民間学校「聖母の小さな家」副代表、梅澤良子氏のご寄稿です。カトリックの精神に基づき、優しくそして忍耐と知恵、希望をもっての寄り添いを分かち合ってくださいました。
 移住と宗教の関わりについてフィールドワーク・調査研究を行ってきた李賢京氏に、カトリックの青年会のコロナ禍での活動状況についておまとめいただきました。分断・孤立化の中での、新たな連携の可能性はどこにあるのでしょうか。
◇連載(一部)旧約聖書の預言者とどう向き合うべきかがテーマの北博氏の連載、今回はエレミヤがテーマです。王や王国に辛辣な批判をしたエレミヤは反体制の孤高の人というイメージがありますが、その人物像について改めて考えさせられます。
「ヘブライの言葉、イスラエルの物語」今回はヨハネ福音書の冒頭と、同じくヨハネ福音書、最後の晩餐でのイエスの遺言との深くシンプルな関連について教えてくれています。

 
オリエンス宗教研究所 発行

福音宣教 2024年5月号

660円(本体600円、税60円)

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