92歳シスターが伝える励ましの言葉 幸せは、1ミリずつ花開く
年齢を重ねると、自身や家族の「病」「老い」「死」などを前に、気分が落ち込むこともあるでしょう。避けては通れない苦難を前に、ほがらかに、幸福に過ごすにはどうしたらよいのでしょうか――。
92歳の今も活躍されている聖心会シスター鈴木秀子さん(文学博士)は、聖書をはじめ古今東西のさまざまな文学を読み込み、人びとにその素晴らしさを伝え、励ましてこられました。シスターが多くの人の「再生」に立ち会う中で印象的だったエピソードと、心に留めたい先人たちの名言23を、宮下 和さんの美しい絵とともにお届けします。
内容(一部)
惨めさが光に逆転するとき
愛する人は生き続ける
嵐のあとの恵み
ほんものをそばに
不完全ながら愛しぬく
悲しむ人びとは幸いである
不幸も幸せも自分がつくる
老いるということ
リルケ、太宰治、タゴール、八木重吉、キケロ、そして聖書の言霊とともに贈る、人間の「再生」の物語
著者:鈴木秀子
聖心会シスター。1932年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。文学博士。ハワイ大学、スタンフォード大学で教鞭をとる。聖心女子大学教授(日本近代文学)を経て、国際コミュニオン学会名誉会長。日本にはじめてエニアグラムを紹介。全国および海外からの招聘、要望に応えて、「人生の意味」を考える講演会等、さまざまな指導に当たっている。主な著書に『死にゆく者からの言葉』(文藝春秋)、『9つの性格 エニアグラムで見つかる「本当の自分」と最良の人間関係』(PHP研究所)他多数。
出版:PHP研究所 (2024/3/21)
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