あらすじで読むキリスト教文学 芥川龍之介から遠藤周作まで

  • あらすじで読むキリスト教文学 芥川龍之介から遠藤周作まで
キリスト教を伝える文学作品はキリスト教徒によるとは限らない。キリスト教のエッセンスが含まれる名作24作品を「作者略歴」「背景と解説」「あらすじ」で紹介。あらすじ自体が読みごたえのある優れた一つの「物語」となっており、作品本編へといざなっている。『信徒の友』連載を書籍化。

【収録作品】

思出の記(徳冨蘆花)

牛肉と馬鈴薯(国木田独歩)

何処へ(正宗白鳥)

桜の実の熟する時(島崎藤村)

こころ(夏目漱石)

出家とその弟子(倉田百三)

クララの出家(有島武郎)

奉教人の死(芥川龍之介)

南京の基督(芥川龍之介)

青銅の基督(長与善郎)

蟹工船(小林多喜二)

よだかの星(宮沢賢治)

いのちの初夜(北條民雄)

風立ちぬ(堀辰雄)

旅愁(横光利一)

天の夕顔(中河与一)

イノチガケ(坂口安吾)

巴里に死す(芹沢光治良)

柳橋物語(山本周五郎)

人間失格(太宰治)

野火(大岡昇平)

美しい女(椎名麟三)

試みの岸(小川国夫)

侍(遠藤周作)

出版社: 日本キリスト教団出版局
著訳者: 柴崎聰:監修
発売/発行年月: 2024年3月
判型: 四六
ページ数: 160

あらすじで読むキリスト教文学 芥川龍之介から遠藤周作まで

1,760円(本体1,600円、税160円)

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