遠藤周作探究 掘 ̄麁周作の文学とキリスト教

  • 遠藤周作探究 掘 ̄麁周作の文学とキリスト教
遠藤周作における聖書理解、どのようにキリスト教を日本に根付かせようとしたのか、吉満義彦や井上洋治が彼に与えた影響、幾度にわたる彼の闘病経験が『沈黙』をはじめとする作品にどのように反映されているか等を吟味する。遠藤作品への理解を深める一冊。


「遠藤周作探究シリーズ」刊行によせて

第1部 遠藤文学とキリスト教
 第1章 遠藤周作の文学とキリスト教をつなぐもの──聖なる世界と最もイヤな自分
 第2章 遠藤周作における聖書と文学──魂の問題
 第3章 遠藤周作の人生と文学におけるイエス像──ケアする永遠の同伴者
 第4章 遠藤周作における文学と異文化体験

第2部 キリスト教の受容と発信
 第5章 遠藤周作における吉満義彦体験
 第6章 遠藤周作におけるカトリシズムの受容と発信──吉満義彦と井上洋治の影響に触れて
 第7章 日本人の心に福音の喜びを届ける──遠藤周作と井上洋治の試み
 第8章 遠藤周作と井上洋治 二十一世紀への遺言
 第9章 芥川龍之介・遠藤周作、そして長崎──世界文学におけるキリシタン文学

第3部 後期作品におけるキリスト教的テーマの深化
 第10章 『沈黙』における歴史的素材の再構成
 第11章 『沈黙』におけるイデオロギーと魂の問題
 第12章 『イエスの生涯』におけるイエスとユダ──武田泰淳の影響に触れて
 第13章 「影に対して」 秘められた人生の真実
 第14章 『侍』と東北キリシタン──殉教・聖徒の交わり・人生の次元
 第15章 『侍』と『スキャンダル』の間──その変容を明かす日記
 第16章 『スキャンダル』の原題「老いの祈り」の意味するもの

あとがき

出版年月日 2024/02/22

判型・ページ数 A5・352ページ

【著者紹介】山根道公(やまね・みちひろ)
1960年、岡山県に生まれる。早稲田大学第一文学部卒業、立教大学大学院修了。文学博士。ノートルダム清心女子大学キリスト教文化研究所教授。遠藤周作学会代表。『遠藤周作文学全集』全15巻解題及び年譜、『井上洋治著作選集』全11巻の編者及び解題を担当。著書『遠藤周作と井上洋治─日本に根づくキリスト教を求めた同志』ほか。1986年より井上洋治神父とともに「風の家」運動を行い、現在もその機関誌「風(プネウマ)」を発行する風編集室(https://www.kazehensyuusitu.jp)代表。

出版:日本キリスト教団出版局

遠藤周作探究 掘 ̄麁周作の文学とキリスト教

4,180円(本体3,800円、税380円)

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