ヨブ記を読もう 苦難から自由へ
苦難と悪の問題について答えを求め、ヨブ記を読んだ人は多い。
あまりの難しさに読み通せなかった人、読み通してますます混乱した人はもっと多い。
本書は難解なテクストの背後にある思考を丹念に解きあかす。
これさえあればヨブ記は読み通せる!
ぜひ本書を傍らに、「ヨブ記」の読み通しに挑戦してみてください。
はじめに
まえがき 「ヨブ記を読む」ということ
1 主が与え、主が取り去りたもう(1〜2章)
2 滅びよ、私が生まれたその日は(3章)
3 私の憤りをしっかりと量ってほしい(4〜14章)
4 だが、私は知っている、私を贖う者は生きたもう(15〜21章)
5 わが息の絶えるまで、私は自己の高潔を主張する(22〜28章)
6 ここに私の署名がある、全能者は私に答えよ(29〜31章)
7 ヨブよ、注意して私に聞け、沈黙せよ、私が語る(32〜37章)
8 あなたに何と返答できましょう(38章1節〜40章5節)
9 私は塵灰であることについて考え直します(40章6節〜42章6節)
10 わが僕ヨブは確かなことを語った(42章7〜17節)
あとがき
出版年月日 2024/02/20
判型・ページ数 4-6・224ページ
【著者紹介】並木浩一(なみき・こういち)
1935年生まれ。国際基督教大学卒業、東京教育大学大学院博士課程単位取得。現在、国際基督教大学名誉教授。元東京神学大学非常勤講師。1989〜97年、2001〜2005年、日本旧約学会会長。
出版:日本キリスト教団出版局
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