2023年12月号 クリスチャン新聞 福音版
クリスチャン新聞「福音版」は、キリスト教入門への月刊新聞(タブロイド判)です。
分かりやすい聖書からのメッセージの第1面と、クリスチャンの人間ドキュメントを掲載している第4面(最終面)はカラー刷りです。
キリスト教信仰と現代的な問題との接点、家庭や親と子のコミュニケーション、日本の風土・生活習慣とのかかわりなどを分かりやすく紹介するエッセーや連載を毎月掲載しています。
聖書のことばに聴く
「すると、王は彼らに答えます。『まことに、あなたがたに言います。あなたがたが、これらのわたしの兄弟たち、それも最も小さい者たちの一人にしたことは、わたしにしたのです。』」 (新約聖書・マタイの福音書25章40節)
私たちは、やがて自分の人生を総決算する時を迎えます。その時、神様は私たちの何を評価するのか……それは「わたしの兄弟たち、それも最も小さい者たちの一人に」何をしたのか、ということだというのです。
クリスチャン新聞福音版2023年12月号
連載 聖書は知恵の宝庫
第9回 人は獣にまさっているのか
立川福音自由教会牧師 高橋秀典
人間はねずみとは比べようもないほどの崇高な存在ですが、たんぱく質に関する指示が含まれている遺伝子配列の99%が同じであるとのことです。だからこそ、人体の医学に関する実験をマウスで行うことができるのでしょう。またその基準からすると、人とチンパンジーは百%同じだとも言われます。つまり、生物学的に見ると、人も猿もねずみも大差がないという見方ができます。
連載 子どもに教えて気がついた「漢字の向こうに聖書が見える」
第21回 「助」 この箱積むの?重たいなぁ 力は神さまからの贈り物
ブラッシュ 木綿子(翻訳・編集者)
今月の漢字は「助」です。重ねた箱の形(左)と腕の力こぶの形(右)から出来ています。物を重ねるのに力が足りない時には、そばにいる人が力を貸してあげることから「たすける」の意味になりました。
クリスチャン新聞福音版2023年12月号
連載 北欧のテーブル
その9 味と香りでクリスマスの雰囲気を
ヨシムラ・パイヴィ(日本福音ルーテル スオミ・キリスト教会宣教師)
クリスマスはフィンランド人にとって一年の中で最も大きなお祝いです。クリスマスの前の四週間、アドベント(待降節)の期間に入ると、クリスマスの準備で忙しくなります。クリスマスカードを送ること、家の大掃除をすること、飾りやイルミネーションをつけること、クリスマス料理を作ることなどをします。
連載 バイブル・コラム いやしの言の葉 <45>
作ることと授かること
ある学会の講演で、ノーベル賞級の学者先生がこんなことをおっしゃいました。「大腸菌をうまく操作すればレニン(中枢神経系にある物質)を大量に生産してくれる。これは非常にありがたい。しかし、人間はこの小さな大腸菌ひとつさえ作ることができない。大腸菌というのは作られたもの、与えられたものだ」
クリスチャン新聞福音版2023年12月号
ひとそのあしあと
自己実現ではない生き方を 神に向けて進んでいく
ミュージカル俳優 井上芳雄さん
井上芳雄さんは祖母、両親ともにクリスチャンの家で育った。だから幼いころからキリスト教や教会は身近にあった。気持ちは神と一緒だったが明確な存在ではなく、学生時代はその年代ならではの活動を楽しんでいた。
いのちのことば社
2023年12月号 クリスチャン新聞 福音版