嗚呼、かくも人間臭い神さまと共に、
世界の破れを繕っていけ、だなんて!

神に愛されていないのでは…と悩み苦しむ現代人に向かって「私もあなたに愛してほしい」と、妬むまでに懇願する聖書の神を指し示してきたパスター・オオズ。人一倍の渇愛ボクシだからこそ（?）感得できた申命記の〈読み〉も最終章へ!

全8巻完結!

よりよく生きろと言われただけでは、そのように生きることはできない。でも神さまご自身がそのことを望まれ、そのために私たちに新しいいのちを与えてくださっている。だから私たちは正直に、率直に、無防備に生きることができるんです。始まっているんです。新しいいのちが、私たちの内に、もう始まっているのです。始まったものは成長してゆく。（本文より）

山田風音さん（「ライフストーラー企画」社主）

「どうして聖書を読むのか。」……私たちはどうして聖書を読むんだろうか。……「聖書を読むと神さまが分かってくるんです。あなたがどれほど神さまに愛されているかが分かってくる。」何度でも立ち返るべき答えがここにあると、ハッとさせられました。……神さまに「ちゃんと読んでますよぉ！」ってアピールするために読んじゃう。聖書の時代の人々でさえそうでしたから、人間の悲しい習性かもしれません。「聖書はワクワクするような神さまとの出会いの書！　温かな神の愛の温泉！」（「焚き火を囲む校正者のおまけ集　解説」より）

主な目次

主な目次
死を超えるいのち（申命記16章1 〜 17節）
神さまの世界（申命記16章18節〜 17章20節）
尽きることのない愛（申命記18章6 〜 18節）
逃れの町（申命記19章1 〜 10節）
恐れてはなりません（申命記20 章1 〜 8節）
キリストによる祝福（申命記 21章1 〜 23節）
知らないふりをしてはいけません（申命記22章１〜 4 節）
神さまの宝もの（申命記26 章１〜 19節）
いのちを選びなさい（申命記30章1 〜 20節）
強く、雄々しくありなさい（申命記31章6 〜 21節）
癒やしの神（申命記32章1 〜 44節）
いのち果てるとも（申命記34章1 〜 12節）
焚き火を囲む校正者のおまけ集 ―解説に代えて　山田風音
楽譜　作詞・大頭眞一　作曲・奥野信二「いのち果てるとも」
協力者の方々のプロフィール

大頭眞一［著］

著者略歴

1960年神戸市生まれ。北海道大学経済学部卒業後、三菱重工に勤務。英国マンチェスターのナザレン・セオロジカル・カレッジ（BA、MA）と関西聖書神学校で学ぶ。日本イエス・キリスト教団香登教会伝道師・副牧師を経て、現在、京都府の京都信愛教会/ 明野キリスト教会牧師、関西聖書神学校講師。　

主な著書：『聖書は物語る　一年12 回で聖書を読む本』（2013）、『聖書はさらに物語る　一年12 回で聖書を読む本』（2015）、共著：『焚き火を囲んで聴く神の物語・対話篇―大頭眞一と焚き火を囲む仲間たち』（以上ヨベル、2017）

主な訳書：マイケル・ロダール『神の物語』（日本聖化協力会出版委員会、2011）、マイケル・ロダール『神の物語　上・下』（ヨベル新書、2017）、監修『聖化の再発見上・下』(2022）『対談集 焚き火を囲んで聴くキリスト教入門』（2023, 以上いのちのことば社）


新書判・232 頁
2023年11月

出版：ヨベル社