主よ、わが唇を開きたまえ 説教黙想集
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11本の聖書箇所から、釈義・黙想・説教に至る諸資料を集成。
東京神学大学や「説教塾」で長年日本の説教者を指導してきた神学者が、説教塾セミナーで実際に用いた、11本の聖書テキストから釈義、黙想、礼拝説教に至る資料を集成。セミナーの雰囲気を感じつつ「説教準備の仕方」が学べる。説教の現場に身を置く方の必携書。
まえがき 加藤常昭
◉マタイによる福音書 第9章9─13節
釈 義 加藤常昭
黙想一 ハンス・ヨアヒム・イーヴァント
黙想二 ヴォルフガング・シュラーゲ
黙想三 ハインツ・ヨアヒム・ヘルト
◉マタイによる福音書 第28章16─20節
黙想一 ハンス・ヨアヒム・イーヴァント
黙想二 ハインツ=ディートリヒ・ヴェントラント
黙想三 ヴァルター・フュルスト
黙想四 ハインツ・ブラウエルト
黙想五 フェルディナント・ハーン
説教「甦りの主が委ねてくださったことをしよう」 加藤常昭
◉マルコによる福音書 第2章1─12節
第一の黙想 各自の黙想
私の第一の黙想 加藤常昭
釈 義 加藤常昭
第二の黙想
黙想一 エドムント・シュリンク
黙想二 ハンス・ヨアヒム・イーヴァント
それぞれが第二の黙想をするために
◉ルカによる福音書 第7章36─50節
黙想一 ハンス・ヨアヒム・イーヴァント
黙想二 K・G・シュテック
黙想三 ハンス=ヴェルナー・ズルカウ
黙想四 ヒンリヒ・シュテーフェザント
黙想五 ローター・シュタイガー
黙想六 ハンス=ミヒャエル・ヴュンシュ
黙想七 エリーザベート・シェーンボルン、ウルリヒ・シェーンボルン
◉ルカによる福音書 第15章11―32節
説教準備のためのノート 加藤常昭
黙想一 ゲオルク・アイヒホルツ
黙想二 ハンス・ヨアヒム・イーヴァント
黙想三 ヒンリヒ・シュテーフェザント
黙想四 ヤン・ミリチュ・ロホマン
◉ルカによる福音書 第20章1─8節
黙 想 加藤常昭
◉ローマの信徒への手紙 第5章1─11節
釈義のパースペクティヴにおける考察 加藤常昭
◉ローマの信徒への手紙 第8章12─17節
釈義一 ハンス・ヴィルヘルム・シュミット
釈義二 チャールズ・E・B・クランフィールド
釈義三 K・ワルケンホースト
釈義四 ジェームズ・D・G・ダン
黙想一 ヴィルヘルム・ニーゼル
黙想二 ヘルムート・トラウプ
◉コリントの信徒への手紙一 第15章50─58節
第一資料
最初の考察 加藤常昭
第二資料
黙想一 ハンス・ヨアヒム・イーヴァント
黙想二 ゲアハルト・ザウター
第三資料
説 教 加藤常昭
◉コリントの信徒への手紙二 第5章16─21節
第一の黙想 加藤常昭
釈 義 加藤常昭
第二の黙想
黙想一 ハンス・ヨアヒム・イーヴァント
黙想二 ヘルムート・ゴルヴィツァー
説 教 ハンス・ヨアヒム・イーヴァント
◉ヘブライ人への手紙 第2章10─18節
ヘブライ人への手紙緒論 加藤常昭
釈義ノート 加藤常昭
黙想一 ハンス・ヨアヒム・イーヴァント その一
黙想二 ハンス・ヨアヒム・イーヴァント その二
黙想三 ギュンター・クライン
黙想四 マルティーン・フィッシャー
黙想五 ゴットフリート・フォークト
【編訳者紹介】加藤常昭(かとう・つねあき)
1929年、旧満州ハルピンに生まれる。東京高等師範学校付属中学、旧制第一高等学校、東京大学文学部哲学科、東京神学大学博士課程前期課程修了。日本基督教団若草教会、牛込払方町教会、鎌倉雪ノ下教会にて主任担任教師。現在、同教団隠退教師。牧会の傍ら、東京神学大学で実践神学を教え、再三、ドイツに研究滞在、ハイデルベルク大学客員教授(1986-87)、国際説教学会会長(1995-97)。現在、説教塾主宰として、説教者の研修指導に励んでいる。
2023/03/24
判型・ページ数 A5・682ページ
日本キリスト教団出版局
主よ、わが唇を開きたまえ 説教黙想集