イースター小品集 わたしが十字架になります

  • イースター小品集 わたしが十字架になります
神の鼓動で花ひらく
エデンの園へ、ようこそ。


聖書と聖伝承を色彩豊かに編み直した物語が、復活祭を待ち望む人の旅の友となる―。
キリストの受難と復活にまつわる八つの贈り物。


主な目次


赤いゆり

白いろば

バラバ

わたしが十字架になります

ヴェロニカ

ふたりの弟子

ピラトの妻

ペトロの旅立ち

神様の庭へ 永遠の命を求めて

 山崎佳代子

挿絵  白石孝子



著者:パウェル及川 信(おいかわ しん)

1959 年、岩手県生。北海道立釧路湖陵高等学校、東京正教神学院、愛知大学に学ぶ。日本ハリストス正教会教団 東京、名古屋、鹿児島、人吉をへて現在 京都正教会。長司祭。
著書 『ロシア正教会と聖セラフィム』『馬飼聖者』『オーソドックスとカトリック』(サンパウロ)、『神父になったサムライ』『聖書人物伝』(日本正教会 西日本主教区)、『クリスマス小品集 みちびきの星』ヨベル、等。

解説者:アナスタシア山崎佳代子(やまざき かよこ 詩人・翻訳家)

1956 年、静岡市出身。北海道大学露文科卒業後、1979 年、ユーゴスラビア政府奨学生としてサラエボ大学、リュブリャナ民族音楽研究所に留学、1981 年よりベオグラード在住。ベオグラード大学文学部教授。
著訳書 詩集 『海に行ったらいい』(思潮社)、『黙然をりて』(書肆山田)等、エッセイ 『ベオグラード日誌』(書肆山田)、『パンと野いちご』(勁草書房、宇治市紫式部文学賞受賞)、『ドナウ、小さな水の旅』(左右社)等、翻訳 ダニロ・キシュ著『若き日の哀しみ』(東京創元社)等。

画家:エウゲニア白石孝子(しらいし たかこ 画家・イコン画家)

1948 年、北海道生。北海道教育大学特設美術課程中退、慶応義塾大学文学部美学卒業。
1991 年多摩大賞展にて奨励賞受賞(東京都多摩市所蔵)。1994 年岡山県赤磐市にアトリエを移し、白石デザイン研究所専従の傍らイコンの制作を始める。イコン教室、イコン制作の他、個展などを開催。イコン所蔵正教会:釧路、札幌、徳島、苫小牧、柳井原、圷、人吉、京都、足利、前橋、鹿沼など。

四六判・216 頁

出版:ヨベル

イースター小品集 わたしが十字架になります

1,540円(本体1,400円、税140円)

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