キリスト教思想史の諸時代6 宗教改革と近代思想

  • キリスト教思想史の諸時代6 宗教改革と近代思想
霊性(信仰)から理性(合理主義)への移行により世界の〈世俗化〉が押し進められた西洋近代。それは新しい文化創造か、それとも文化破壊への道のりであったのか。

キリスト教信仰に代わって啓蒙思想の合理主義が登場してきて、ヨーロッパ的霊性(信仰)を追放し、自らが指導権を掌握したといえよう。だが、霊性との役割を交代することによって、理性の自律化が起こったとしても、その深みを失った結果、無神論とニヒリズムという病魔に侵されることになった。(本書より)

出版社: ヨベル
著訳者: 金子晴勇:著
発売/発行年月: 2022年9月
判型: 新書
ページ数: 272

キリスト教思想史の諸時代6 宗教改革と近代思想

1,320円(本体1,200円、税120円)

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