ISRAELI《イスラエル人》のビジネス文化

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デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー推薦!

 建国からわずか70余年、日本の四国ほどの国土しかなく、人口が900万人程度のイスラエルが、なぜ「スタートアップ大国」になれたのか。またそう呼ばれるまでにこの国を伸し上げた人たちの活力はどこからきているのか。本書はその謎に迫っている。

 これからイスラエル人と仕事をする可能性のある方は、本書を通してイスラエル人への「傾向と対策」を入念に行なうべきだろう。そしてすでにイスラエル人の上司や部下、同僚がいる方は、改めて「イスラエル人のトリセツ(取扱説明書)」である本書を参考にしていただきたい。

 本書は、単に異文化を解説する本ではない。著者のオスナット・ラウトマン氏は、イスラエル文化を研究する傍ら、多国籍企業のCEOや政府機関をクライアントに持つ一流の組織コンサルタントである。イスラエル人である著者自身がイスラエル人の性格を生々しく描いた上で、ビジネスでどう向き合えばよいのか、有効なコミュニケーション・ツールは何なのか、どうすれば共にビジネスを成功に導くことができるのかを紐解き、「イスラエル人の攻略法」を見事に解説している。(「推薦の言葉」より)

◆目次◆

推薦の言葉
《デロイト トーマツ ファイナンシャルアドバイザリー 池田秀斗》
はじめに
著者紹介
イントロダクション
もう少し詳しく見てみよう:文化の一般化は避けるべきなのか

パートI:イスラエルのビジネス文化が生まれた背景

1 歴史
2 人口構成
3 国境
4 イスラエル国防軍
5 宗教
6 言語
7 生活を変えるイスラエルの発明
 もう少し詳しく見てみよう:政治・戦争・地理・料理・祭日

パートII:イスラエルのビジネス文化の特徴

1 Informal《形式張らない》
 もう少し詳しく見てみよう:仕事でも形式張らないイスラエル人
2 Straightforward《単刀直入な》
3 Risk-Taking《リスクを取る》+Ambitious《野心的な》=Entrepreneurial《起業家精神にあふれた》
 もう少し詳しく見てみよう:起業家の資
4 Loud《声が大きい》
 もう少し詳しく見てみよう:大きな声のニュアンス
5 Improvisational《即興的な》
 もう少し詳しく見てみよう:創造的に追求するビジネス
6 モデルの要約と推奨事項

パートIII:イスラエル人とのコミュニケーションに役立つツール

1 文化的なギャップを埋めるためのツール
2 多様な文化的背景を持つチームをマネジメントする
3 イスラエル人を含むバーチャル・チームを率いる
4 イスラエル人と仕事をする際に期待する10のこと
 もう少し詳しく見てみよう:特定の文化に着目した洞察
5 個人的な話、結論、そして新たな始まり

謝辞
訳者あとがき

〔著者紹介〕
オスナット・ラウトマン
バル・イラン大学(イスラエル)社会科学・コミュニケーション学修士、ニューヨーク大学(アメリカ)組織開発学修了。イスラエルの著名な組織コンサルタントで、OLM Consultingの創設者。イスラエルのビジネスの特徴を示す「ISRAELI™」モデルを考案し、研究者、作家、講師としても活動。イスラエル国内外の多様なクライアントに対して、個々の顧客にカスタマイズしたワークショップを行なっている。多国籍企業のCEO、副社長、従業員への助言を提供することに関して、グローバルな経験を豊富に持っている。主な顧客は、イスラエル製造業協会、Jewish Agency、Verint、NYU Tel Aviv、FIDF、イスラエル国防省ニューヨーク代表団、JCC協会、NAB、ヘブライ大学、888ホールディングス、Corning、SkyVision、ObserveIT、MX1、Rackspace、Israel Export Institute、StartApp、テルアビブ市など、多数。

〔訳者紹介〕
新井 均(あらい ひとし)
1955年東京生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科電気工学専攻、MITスローンスクールMOTプログラム修了。NTTで表示デバイスの研究開発に従事後、外資系企業でのマネジメント経験を経て2007年に起業。著書に『世界のエリートはなぜ「イスラエル」に注目するのか』(東洋経済新報社)がある。

出版:ミルトス

ISRAELI《イスラエル人》のビジネス文化

1,980円(本体1,800円、税180円)

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