ヴェーバーとフランクリン 神と富と公共善

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近代資本主義を作った人間像

ヴェーバーが名著『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』で「資本主義の精神」を体現する人物として紹介したベンジャミン・ フランクリン。本書は彼の生涯と行動を綿密に分析し、ヴェーバーの記述を検証する。フランクリンの宗教観や社会観を通して、初期資本主義の担い手となった人間像が明らかになると同時に、今日の資本主義のあり方を批判的に克服する道も展望できるであろう。

【目次より】
序――課題・ヴェーバーから見たフランクリン
第1部 宗教信条
第1章 ピューリタンの子
第2章 理神論から道徳的宗教へ
第3章 フランクリンと教会
第2部 「資本主義の精神」
第4章 印刷所経営
第5章 「資本主義の精神」
第6章 フランクリンとアメリカ資本主義
第3部 公共善
第7章 社会企業家
第8章 公共善
第9章 フランクリンとペンシルヴェニアの政治
結――展望・フランクリンの「市民宗教」

判型: 四六
ページ数: 456

著訳者: 梅津順一
出版:新教出版社

発売: 2021年10月

ヴェーバーとフランクリン 神と富と公共善

4,950円(本体4,500円、税450円)

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