すべてには時がある 旧約聖書「コヘレトの言葉」をめぐる対話(別冊NHKこころの時代 宗教・人生)

  • すべてには時がある 旧約聖書「コヘレトの言葉」をめぐる対話(別冊NHKこころの時代 宗教・人生)
苦しみの中、励ましてくれる言葉に出会う。
危機の時代に一躍脚光を浴びている「コヘレトの言葉」。旧約聖書のなかの小さな文書には、生きづらさを感じなから、それでも生きていかざるを得ない私たちの背中をそっと押してくれるメッセージが込められている。「束の間を生きる」「時を待つ」「連帯を感じる」などのキーワードをもとに、世界でもなく、社会でもなく、「自分」が進むべき道をゆっくり考える。「コヘレトの言葉」の第一人者と、批評家・若松英輔がコロナ禍でおこなった、「こころ」をめぐる対話の全貌。大きな反響をよんだ「NHKこころの時代 それでも生きる 「旧約聖書 コヘレトの言葉」」の番組対談を出版化。2021年10〜3月に再放送(Eテレ)。

<著者について>
■若松 英輔
批評家・随筆家。1968年新潟県生まれ。批評家、随筆家、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授。慶應義塾大学文学部仏文科卒業。2007年「越知保夫とその時代 求道の文学」にて第14回三田文学新人賞評論部門当選、2016年『叡知の詩学 小林秀雄と井筒俊彦』(慶應義塾大学出版会)にて第2回西脇順三郎学術賞受賞、2018年『詩集 見えない涙』(亜紀書房)にて第33回詩歌文学館賞詩部門受賞、『小林秀雄 美しい花』(文藝春秋)にて第16回角川財団学芸賞、第16回蓮如賞受賞。その他の著書に『悲しみの秘儀』(文春文庫)、『種まく人』『詩集 たましいの世話』(亜紀書房)『詩と出会う詩と生きる』『14歳の教室 どう読みどう生きるか』『考える教室 大人のための哲学入門』(NHK出版)など。

■小友 聡
東京神学大学教授。1956年青森県生まれ。1986年、東京神学大学大学院修士課程修了。1994〜99年、ドイツ・ベーテル神学大学留学(神学博士)。現在、東京神学大学教授、日本基督教団中村町教会牧師。著書に『コヘレトの言葉を読もう 「生きよ」と呼びかける書』『VTJ旧約聖書注解 コヘレト書』(日本キリスト教団出版局)、『謎解きの知恵文学 旧約聖書・「雅歌」に学ぶ』(ヨベル新書)など。

出版:NHK出版

2021年11月20日

すべてには時がある 旧約聖書「コヘレトの言葉」をめぐる対話(別冊NHKこころの時代 宗教・人生)

990円(本体900円、税90円)

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