ローマの信徒への手紙 下巻

  • ローマの信徒への手紙 下巻
邦人の手になる久々のローマ書本格注解 修辞学的=書簡論的分析の成果が完結

ローマの信徒への手紙は紀元57年頃、コリントに滞在する使徒パウロが、ローマ帝国東半分のギリシア語圏で伝道を終えた時点で、まだ訪問したことがないローマの教会へ書き送った手紙である。著者はこのテキストを、当時のディアスポラ書簡の文脈に置き直し、編集史的な観点と共に修辞学的=書簡論的な分析を施すことによって、著者と読者とのコミュニケーションの中でいかなるメッセージがやり取りされたかを精緻に解明する。

※上巻は緒論、および1章から8章までを扱う


著者:原口直彰
出版:新教出版社

ローマの信徒への手紙 下巻

5,060円(本体4,600円、税460円)

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